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「2度と観光客は助けたくない」新宿駅で観光客に道案内した結果…彼女らの身勝手な"衝撃発言”にあ然…

  • 2025.1.27
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

人に親切にしたつもりが、相手からそっけない態度をとられたら悲しくなりますね。別に「感謝されたい」から親切にしたわけではないとしても、がっかりします。

今回は、日本に住んでいる外国人が他の外国人観光客に道案内しようとした結果、相手から冷たい態度をとられた体験談とそれに対する反応を紹介します。

日本人からすると「そんなことってあるの!?」と思うような体験談が集まっていたのですが、日本に住んでいる外国人からすると「あるある」なようです。

「別に助けてなんて頼んでないから!」

もう観光客は助けないと決めた日

今日新宿駅で友達を待っているときに、観光客の女子グループが、渋谷の交差点に行くにはどの出口で出れば良いのか悩んでいるのを見かけた。駅員さんにも聞いていたのだけど、駅員さんは困った様子でそもそも駅が違うことを説明しようとしていたよ。駅員さんの様子がかわいそうだったので、私は女子グループに割って入り渋谷駅に行くためにはまず電車に乗る必要があること、そのあとハチ公口から出ると交差点があることを説明した。
女子グループは私がまるで不思議な言葉を話す人間かのように見つめて、「日本に来るのは2回目だし別に困ってないから!」と言い出した。
私はその言葉に困惑したのだけど、「そうなんだ!じゃあ大丈夫そうだね」と言ってその場を去った。
2度と観光客は助けたくない、と思った。

アメリカ合衆国の掲示板型ソーシャルニュースサイト「Reddit」に、道案内をした結果もやもやした気持ちになった体験談が投稿されました。

これに対して、日本での道案内の体験について多くの体験談が寄せられたのですが、中には日本人の目線からだと気付きにくい「観光客の心理」が垣間見えるものがありました。

一部を紹介します。

「日本を冒険する外国人な自分!」に酔いしれたい?

観光客の中には「地元の人」としか話さない「冒険者」になりたがる人がいるよね。まるで競いあうかのように「地元の人」とコミュニケーションをとりたがる。
2度目の東京だから「外国人の中で自分たちが一番東京のこと知ってるから!」みたいな気持ちだったのかな。

「旅先で言葉が通じなくて大変だった」みたいなのを体験したかったのかな、その観光客は。
でもあなたが人を助けようとしたことは素敵なことだね。
日本を旅行先に選ぶ人にはやたらドラマチックなことを求めたり、日本に来た瞬間「他の外国人アンチ」になる人がいる。

平仮名が読めても路線図は難しい

ありえないほど無礼な人っているよね。

友達と原宿駅で待ち合わせしてたときにドイツ人の女子グループがいて、どの電車に乗れば良いのか分からない様子だった。1人は路線図を見ていて、あとの2人はスマホを見ていたから、声をかけてみたんだ。
そしたら路線図を見ていた子が「平仮名読めるので助けはいりません!」ってすごく乱暴に言ってきたよ。

待ち合わせしていた友達がきたから駅から出ようとしたら、スマホを見ていた2人の女子たちがコンサートに行くから遅れたくない、だからどの電車に乗れば良いのか教えてって追いかけてきた。
明らかに最初に話しかけたほうの女子は怒っていたし話したくなさそうだったけど。だから、彼女がさっきの無礼を謝るなら電車を教えるって言ったよ。
その女子は嫌々ながらちゃんと謝ってきたよ。マジでありえないよね。

「だってネットでそう言ってたから!」頑なに主張

日本に来るのが2回目で駅を間違えることなんてあるんだね!

インターネットで見れる動画やガイドみたいなものを見過ぎているせいで、なぜか観光客が「地元の人よりも自分は日本に詳しい」と勘違いするんだよ。

空港に向かっている女性が駅員さんと話しているところに助けに入ったことがあるんだけど、駅員さんが電車を案内しているのにずっと女性が質問をし続けていたんだ。
どうやら動画では緑色の電車に乗らないといけないって言ってたからそれはいつ来るんだってことを聞いていたみたい。
でもその電車って特急列車だから不定期だし、他の電車(青色や赤色のもの)のほうが乗りやすいし早く着くから「緑色の電車」のために一時間半も待つよりも他の電車にしたほうが圧倒的に楽なんだけどね。
自分が調べたことと違っていても、その場にいるスタッフの人が言ってることだって正しい答えなのに。

親切心を利用してナンパをするな!

観光客を助けることについては良い思い出も悪い思い出もあるね。

原宿でスマホの地図片手に迷っている老夫婦を助けたときは、とても感じの良い人たちだった。お礼にお金を渡そうとしてきたほどだったよ。
だけど、去年新宿駅で同じことがあったときは違ったんだ。
男性が日本人に対して、どうやって渋谷に行けば良いのかずっと聞いて回っていたんだよね。だからその人にも案内したけど、無視されたし、その後もずっと他の日本人に質問し続けていた。

あとで気付いたのだが、女子にしか声をかけてないんだよ!なんかみじめなナンパだなって思った。

助けるのも助けられるのも素敵な体験

たまに「日本のことはなんでも知ってる!」風にしたがる観光客がいるんだよ。こういうタイプの人は避けるようにしているのだけど、助けても大丈夫そうな人については助けるようにしているよ。
自分も何度も助けられた体験があるからね。
地元の日本人を助けた体験もとても嬉しいものだった。おばあちゃんが近所の交番への道を聞いてきたのだけど、よくある「外国人としゃべっている」ようなリアクションをされることがなく全部日本語でやりとりができたよ。
今でも良い思い出だ。

無礼な外国人観光客が愛しているものは

これのウケるところは(いやそんなに笑うことでもないのだろうけど)、日本に来るような無礼な外国人の大部分は「日本の文化が好き!みんな優しくてお互いを尊重している!」からなんだよね。やれやれだ。

苦い体験もあるけれど、人助けは良いこと

観光客に道案内をしたことで感謝されて嬉しかった人がいるのと同時に、迷惑がられて嫌な気持ちになった人もいるようですね。

興味深い点は、「日本に旅行に来ている外国人は日本人の言うことは信じるけれど、日本に住んでいる外国人の言うことは信じたがらない」「日本に来ているときは外国人と話すのを嫌がる」人がいる、という部分です。

しかし、基本的には「そういう嫌なリアクションをする人もいるけれど、自分だったら言葉が通じにくいときや道に迷ったときに、同じ外国人に助けてもらえたらとても嬉しい」というコメントが多かったです。

残念な気持ちになった体験談は少なくありませんでしたが、「同じく道に迷ったときに親切にしてもらったから、困っている人がいたら相手が誰であっても助けたい」というコメントから分かるように、インターネットの発達などで地図や情報が簡単に手に入る今でも人の優しい心に勝るものはないのかもしれません。



出典:Reddit(Tried helping some tourists. Never again.