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緑色になった『じゃがいも』は気を付けて!農林水産省が教える“食中毒を防ぐためのポイント”とは?

  • 2025.2.12
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

カレーライスやシチュー、コロッケに肉じゃがなどにも使われている、私たちの食生活において欠かすことのできない食材の1つである「じゃがいも」。常備しているご家庭も多いと思いますが、うっかり使い忘れて、いつの間にか緑色になっていたことってありませんか?

食べられるなら食べたいものですが、やはり「食中毒」のリスクが気になるところ…。そこで今回は、もしじゃがいもの皮が緑色になっていたらどうするべきなのか?農林水産省の解説をもとにご説明します!

実は危険!じゃがいもで食中毒に

ビタミンCや食物繊維などが豊富に含まれているじゃがいもは、普段から積極的に食べたい食材の1つです。

しかし、実は芽やその根元、そして皮(特に光が当たって緑色になった部分)には、天然毒素であるソラニンやチャコニンが多く含まれているのだそう。これらの部分を食べてしまうと、食中毒になるリスクがあるのだとか。

そのため、じゃがいもに芽が生えていたり皮が緑色になっていたら、しっかりと取り除かなくてはならないそう。また、家庭菜園などで作られた十分に熟していないじゃがいもにも、天然毒素が多く含まれている可能性があるのだとか。

食中毒になってしまうリスクを減らすためにも、じゃがいもを育てる際は、茎や葉が黄色く枯れてから収穫した方がよいそうです。

じゃがいもによる食中毒を防ぐために気をつけるべきことは?

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

それでは、じゃがいもによる食中毒を防ぐために、気をつけるべきポイントとはなんなのでしょうか?

農林水産省では、下記の5つを挙げていました。

・じゃがいもは、光が当たらない場所で保管しましょう。
芽があれば、そのまわりも含めて取り除きましょう。
皮に緑の部分があったら、そのまわりも含め、しっかり皮をむきましょう。
・緑色になっていなくても、皮をむくことで、ソラニンやチャコニンの量をさらに減らすことができます。
苦みを感じたら、それ以上、食べないようにしましょう。

リスクを抑えて、じゃがいもを堪能しよう!

今回は、もしじゃがいもの皮が緑色になっていたらどうするべきなのか?農林水産省の解説をもとにご説明しました。

じゃがいもは栄養豊富な上に、さまざまな料理に使える素晴らしい食材です。だからこそ、どのような条件で食中毒になるのか把握しておくのが重要かもしれません。

この機会にリスクを抑えて、じゃがいもを今まで以上に堪能してみてはいかがでしょうか?


出典:農林水産省「皮(かわ)が緑(みどり)のじゃがいもがあるけど・・・」(https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/kodomo/kodomo_02/potato.html)(最終閲覧日:2025-02-10)