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「日本番組の食リポにはうんざり」アメリカ人の愚痴に賛否「私は結構好き」「言いたいことは分かる」

  • 2025.1.23
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出典:photoAC(画像はイメージです)

日本のバラエティ番組は、その独特な演出やテンションの高さで海外からも注目されていますが、その中でも特に話題になるのが「食リポ」。大げさなリアクションや感想に、驚いたり笑ったりする人も多い一方で、「ちょっとやりすぎでは?」と感じる人もいるようです。

最近、Redditで話題になった投稿では、あるアメリカ人が「日本のバラエティ番組の大げさな食リポ」に対する不満を爆発させ、多くの海外勢から共感や反論のコメントが寄せられました。

そこで今回は、「日本のテレビ番組の食リポについての海外の方の反応を紹介します

アメリカ人「日本のバラエティ番組の大げさな食リポにはもううんざり!」→海外勢からのコメントの嵐!「分かる」「大げさだからこそ、より伝わるものがあるんだろう!」

アメリカ人「日本のバラエティ番組の大げさな食リポにはもううんざり!」

唐突ですが失礼!

さっきテレビを見ていて、食リポをやっていたんだ。
そこで思ったんだ。「何か見ていてイライラするな」って。

食べ物を食べて、さも「人生最高の味」みたいなリアクションしてるのを見るたびに、本当にイライラするんだよね!

あの「表情」とか、大げさな「うま〜」っていうリアクションとか、まるで何か悟りを開いてるみたい。

皮肉なことに、こっちはそのリアクションのせいで胃がムカムカして、食欲が失せる始末。

何でか分からないけど、急に我慢できなくなってきたから、とりあえず投稿しちゃったよ。
とりあえず愚痴はこれくらいにしておこうかな...。

アメリカ合衆国の掲示板型ソーシャルニュースサイト「Reddit」にこのような投稿がされると、さまざまなコメントが寄せられました。

アメリカの方は「日本の食リポでの大げさなリアクションについてどのような意見を持っているのでしょうか。実際に寄せられたコメントをいくつか紹介します。

食リポもそうだが、異文化交流番組よりはマシ

うんうん。
私もそういう番組は好きじゃないかな。

まあでも「異文化交流」をテーマにしてる番組よりはずっとマシだとは思うよ。初めのうちは、他の文化に興味を持つのは良いことだと思ってたんだけどね…。

実際には、「日本人は別の種族みたいだ」という考えを助長してるだけなんだよね。
こういった番組は本当に好かないよ。

話題とズレてしまってごめんなさいね。

正直にリアクションしてくれれば、もう少し受け入れられると思うのに

そうそう、一番面白いのは、「あんまり美味しくないもの」を食べた時でも、あのリアクションを取る時だよね。

内心では絶対「無理…」って思ってるのがおもいっきり顔に出てるし(笑)

無理してでも大げさなリアクションを取るところに嫌悪感を覚えるんだよね。

所詮テレビはただの「広告塔」

食リポ番組はイライラするよねー。

あと何がイラっとするかって、どの番組にもある「ワイプ」だよ。
視聴者のリアクションをタレントが代弁しているみたいなあのスタンス!

しかも、その反応が平均的な高校生レベルなのがさらにキツイ。

こんなかんじね。
おもしろっ!
すごい!
かわいいいいいいいい!

あと、忘れちゃいけないのは、日本のテレビの8割くらいがただの大きな広告」だってことだね。

大きなリアクションは「視聴者を飽きさせないため」のもの

トム・クルーズが「スマスマ」に出演していた時のことを今でも覚えているよ。
「ビストロスマップ」っていう料理を振る舞うコーナーで、トムは特に大きなリアクションはせず、ただ一言美味しいとだけ言っていたんだ。

でもほかの演者たちはそれを見て、「他に何かないのかな」「尺をどう稼ごうかな」といった表情をしていたんだ。

私が思うに、「大きなリアクション」は番組を成立させるための気遣いや、視聴者を飽きさせないための工夫の末に生まれたものなんじゃないかと思うんだ。

彼らもプロフェッショナルとして、リアクションを取っているんだよ。
安易に貶すものじゃないよ。

ただイライラするのではなく、別の視点から彼らの仕事を見るべき

これねー。恐らく演者たちも被害者だと思うんだよね。
彼らのリアクションがあるから番組は成立しているわけで。

彼らにも彼らの仕事があるから、そこで「美味しくありませんね」なんていったら、タレント人生が終了してしまうかもしれないでしょ?

きっと、日本でタレントをするっていうのはそういうことなんだよ。

彼らのリアクションにイライラするのではなく、もっと別の視点から彼らの仕事を見てみてはどうかな?

段々と癖になる不思議

いいたいことはわかるんだけどね。

でもそういったある種の「軽薄さ」が段々と癖になっていくんだよね。
なんていうか、「安心感」みたいなものがあるんだよね。

正直言ってしまえば、リアルなリアクションが見たければ、「YouTube」とかを見ればいいだけの話でさ。

でも「テレビ」だからこその良さがあるというか。
あれはあれでしっかりと需要のあるものなんだよ。

試しに何か料理を食べるたびに「うま〜!」って言い続けてみて。ホント、意外と癖になるんだよね(笑)

シンプルなリアクションだからこそ、心地よく感じられる

私は結構好きだな。

ドラマ「孤独のグルメ」なんて、まさにリアクションが好きでみているくらいだし。

たとえやらせ感満載だとしても、シンプルでわかりやすいリアクションを見ていると、すごく心地よく感じるんだよね。

日本の「大げさな食リポ」に対する海外勢の反応は賛否両論!その魅力と課題とは?

今回は、「食リポ番組での大げさなリアクション」について、海外の方の反応を紹介しました。

一部では「やりすぎでイライラする」という意見が目立つ一方で、「日本らしい演出で面白い」「シンプルな楽しさが心地よい」といった肯定的な意見も寄せられていました。

食リポのリアクションについては、「視聴者を飽きさせないための工夫である」という意見や、「日本のテレビ全体が広告のようなものだ」との指摘もありましたね。

また、シンプルな食事シーンを好む人も多く、「大げさな演出が癖になる」という声も。

こうしたリアクションや演出のスタイルは、時に日本文化の独自性を象徴するものとして捉えられる一方で、見る人によって評価が大きく分かれるようです。

日本のテレビ特有の軽妙さ楽しさをどのように楽しむかは、視聴者の視点次第と言えるでしょう。



出典:Reddit(That's it. After nearly two decades here, I've finally hit my limit.