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「日本って退職の専門家いるらしいぜ」→アメリカ人から止まらぬ“同情の嵐”「きつい」「大賛成」賛否分かれる

  • 2025.1.14
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出典:photoAC(画像はイメージです)

日本では、「仕事を辞める」という行為が簡単ではないと言われています。

特に、退職を切り出すことが難しい環境職場のプレッシャーが存在するため、一部の労働者にとっては大きな精神的負担となっています。
このような背景から、最近では「退職代行」という、退職手続きを代わりに行う専門サービスが注目を集めています。

そこで今回は、「退職代行に対する海外の方の反応を紹介します

日本の労働者は仕事を簡単に辞められないらしく、退職代行という「退職の専門家」までいるそう。どう思う?→海外勢による同情と驚きの嵐「退職の専門家!?」「逆にそこで働きたいな」

日本の労働者は仕事を簡単に辞められないらしく、退職代行という「退職の専門家」までいるそう。どう思う?

アメリカ合衆国の掲示板型ソーシャルニュースサイト「Reddit」にこのような疑問が投稿されると、さまざまなコメントが寄せられました。

アメリカの方は「退職代行についてどのような意見を持っているのでしょうか
実際に寄せられたコメントをいくつか紹介します。

簡単に辞められないのであれば、黙って辞めるのも一つの手なのでは?

それはきつい...
もういっそのこと、仕事を突然やめてしまうというのも一つの手のような気がしますけどね。

私の上司なら、ただ一言「転職サイトに登録するんだ。俺が推薦文を書いてあげるから」と言ってくれるでしょうね。

必死に働いているのに、あんまりな扱いですね。

重圧を感じやすい人たちの希望となるかも

まさに日本でその光景を目の当たりにしたことがあります!

同僚が仕事を辞めようとしたんですが、周りからのプレッシャー罪悪感で結局追加で6か月も働き続けていました。

最終的に彼女は「結婚する」という嘘までついて辞めていたんです。
そうでもしないとやめられないほどの重圧があるのでしょうね。

偽の結婚報告を受けてもなお、会社は「もう少しいられないか」とできる限り引き止めようとしていましたし。
退職代行はそういった重圧を感じやすい人たちの希望となるでしょうね。

より個人の時間を増やしていくべき

知人の日本人から聞いた話によれば、
朝9時から夜9時までの勤務のうち、半分は仕事をしているフリ、もしくは居眠りをしている人が多いらしいです。

上司より先に帰らないよう細心の注意をはらうのみの生活だとか。

こんな生活をしていては、家庭を持つことはおろか、子供を持つなんて夢のまた夢ですよね。

皆がもっと「退職代行サービスを利用し、より個人の時間を増やしていくべきです

未だ90年代初期のイメージが強く残る労働環境

良い試みだと思います。
多くの人が、90年代初期の職場環境のイメージにとらわれているのかなと思います。

たしかに、いまだ古い体質の企業は存在しますが、「上司が帰るのを待つ」、「12時間労働が当たり前」なんて今はもってのほかですよね。それこそ「ハラスメント」認定されてしまいますし。

確かに、残業等も多くあり、労働時間の改善は求められますが、それでも私は自分の父よりはるかに短い時間で働いているのも事実です。
サービスの存在について否定するつもりはありません。現代の若者は特に「対立」を避け、問題にできるだけ関わりたくないという姿勢が強いですしね。

日本の職場文化を鑑みても、大賛成!

日本の職場文化にはたびたび驚かされます。

私の同僚の話です。
彼はこれまでに15年もの間、その会社で働いていたのですが、退職を告げた途端にまるで別れを受け入れられない元恋人のように「嫌がらせ」や「ストーキング」をし始めたのです。それどころか、新たな雇用主に対しても、迷惑行為を働こうとしていた人までいました。

さらに皆口をそろえて言うのが、「裏切り者
裏切るっていったい何を?って話ですよね。

こんなことを若い世代が経験していたら、まあ辞めにくいだろうなと感じました。
だからこそ私は、「退職代行」というサービスには大賛成ですね!

日本の「職場文化」と「退職代行」の関係性

今回は、「退職代行サービスに関するアメリカの方の意見や反応を紹介しました

多くのコメントで、日本の退職がいかに困難で精神的な負担を伴うかという驚きと、それに対する同情の声でした。

罪悪感やプレッシャーで辞められない」「退職を告げた途端に嫌がらせを受ける」といったエピソードから、労働者が退職代行に頼らざるを得ない理由が浮き彫りになりました。

一方で、過去の厳しい労働環境に比べて、現在は少しずつだが働き方が改善されてきており、日本の職場文化も変化しつつあるという声もありました。

皆さんも一度、自分の職場について考えてみてはいかがでしょうか。

この記事を通して、退職代行というサービスが日本の労働文化を反映した存在であること、そしてそれが海外の人々にどのように捉えられているのかを知るきっかけになれば幸いです。

今後、日本の職場環境がどのように変化していくのか、引き続き注目していきたいところです。



出典:Reddit(Workers in Japan can’t quit their jobs. They hire resignation experts to help