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篠原涼子さんが「50代になっても変わらない美しい髪」の極意とは

  • 2024.12.7

ふんわりと揺れるロングヘアは、いつの時代も憧れの的。役やシーンに合わせて髪の表情も変える、そんな篠原さんを見ていると、髪こそがその人の印象を形作る大きな要素だと感じさせられます。50歳を迎えてなお、魅力的に進化する美髪の秘密を伺いました。

篠原涼子さんが豊かな髪のためにしていること

お話を伺ったのは…篠原涼子さん

《Profile》篠原涼子さん
’73年群馬県出身。’90年東京パフォーマンスドールに加入。’94年小室哲哉プロデュースの「恋しさと せつなさと 心強さと」が大ヒット。俳優として「アンフェア」シリーズなど多くの作品で主演を務める。行定 勲演出・紀伊國屋ホール開場60周年記念公演のモノローグドラマ『見知らぬ女の手紙』(12月25日〜28日)に出演。

“これからも髪の美しさを保つために…質のいい生活を心がけています”

20代の頃からずっとロングヘアです。ベリーショートに切ったりしてみたかったのですが、ロングのイメージで仕事のオファーがくるので、気づけばずっとロングでした。輪郭、骨格からしても、私にはロングが合っているのだと思います。ロングだからこそ、撮影の時も髪のニュアンスだったり、顔に少しかかった髪などで印象がガラッと変わるので、表現にも幅が出る気がします。髪質は直毛、プライベートでは、1本にサッと結んでいることが多いですね。そのほうが動きやすく生活しやすいので(笑)。

アレンジをあまりしないぶん、素の髪を美しく保つことを心がけています。髪のケアはスキンケアと同じくらい大切。この年齢になると、顔だけケアして潤っていても、髪が乾燥していると悲しい印象になってしまうんです。理想は、後ろから見て何歳か分からないくらいの少女のような艶髪。

最近ドラマの仕事でご一緒したアンミカさんの髪がすごく綺麗で印象的でした!キューティクルが整っていて、ツヤもコシもあって。ツヤのある黒髪って素敵だと思います。若い頃はシャンプーとトリートメントだけで、十分ツヤのある髪を保てたんですよね。でも数年前にスイミングを始めてから、塩素の影響で髪がパサつくようになって。ちょうどコロナ期で時間ができたこともあり、ちゃんとケアをしてみようという気持ちになりました。ちゃんとケアしたらパサつきが改善されたのが嬉しくて。それから毎日丁寧にヘアケアを続けるように。

髪もやっぱり内側からのケアが大事

髪の量は多いほうなのですが、昔はもっと多かったかな。今生えている髪はもちろん、これから生えてくる髪のためのケアがより重要。ハリとコシを保ち、髪が細くならないように気をつけていきたいですね。そのために、内側からのケアも意識するようになりました。食事は鶏胸肉、白身魚などのタンパク質を摂るようにしています。食事で摂れない時はプロテインを飲むことも。海藻、ひじき、わかめは食卓に常備するようにして、髪にもいいというブルーベリーのサプリもサポート程度に。これから生えてくる髪のために食べ物、運動、睡眠など質のいい生活を心がけています。

ロングヘアは毎日のドライヤーが本当に大変で、さぼってしまいたくなりますが(笑)。髪も大切にしたぶんだけ変化を実感できるんですよね。どんなに忙しくても毎日髪と向き合って、ケア自体がストレスにならないように、無理せず自分に合ったものを続けていきたいです。

【これまでの歴史】あの大ヒット曲の頃も今も変わらない美髪

シングルジャケット写真提供:(株)ソニー・ミュージックレーベルズ

21歳の時にソロアーティストとして4枚目にリリースしたシングル「恋しさと せつなさと 心強さと」がミリオンセラーに。優しくも力強い歌声と風になびく髪が印象的。

39歳、’13年2月号で美ST表紙に初登場!美しいデコルテを引き立てる艶やかな髪に惚れ惚れします。「アンフェア」シリーズが大ヒット、クールな役柄とロングヘアのギャップも印象的でした。

49歳、’23年10月号の表紙。ナチュラルメイクが映えるのも健やかな髪の美しさがあってこそ。

《衣装クレジット》
ワンピース ¥33,000ジャケット ¥56,100(ともにサムソ サムソ/eight)

2024年『美ST』12月号掲載
撮影/酒井貴生(aosora) ヘア・メイク/岡野瑞恵(STORM) スタイリスト/宮澤敬子(WHITNEY) 取材/伊藤恵美 再構成/Bravoworks,Inc.

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