「なんで？」外国人が『初めての日本酒』に感じた疑問とは？

渋谷でインタビューをしたアメリカ人カップル、マットさんとディアナさん。彼らは初めての日本旅行に来ており、街の魅力に感動している様子でした。私たちは彼らを居酒屋に案内し、日本らしい食文化を体験してもらいました。そこで提供されたのは、お通しと一緒に出てきた日本酒。二人にとって初めての日本酒体験が始まります。

初めての日本酒、その味わいに驚き

お通しが運ばれると同時に、綺麗に注がれた冷酒がテーブルに置かれました。マットさんとディアナさんは、興味津々で香りを確かめた後、慎重に一口。すると「ん〜！とても美味しい！」「飲みやすいね」と気に入った様子。

ディアナさんは「まるでジュースみたいだわ」とその甘さに驚いたようでした。「（度数が高いので）酔っ払っちゃうよ！」と伝えると「危険なお酒ね」とユーモアたっぷりに返してくれました。

日本酒の特別な味わいにすっかり魅了されたようです。

日本酒の味はなぜ変わるの？

 

ディアナさんは「同じお米からできているのに、どうしてこんなに味が違うの？」とふと疑問を口にしました。そのフルーティーさが信じられないようで「果物が入っているの？」と少々懐疑的。

これに対し、日本酒の製造方法について簡単に説明します。たとえば、お米の種類や精米歩合（お米を削る割合）、発酵の仕方が味に大きく影響することを伝えると「なるほど、それでいろんな味が楽しめるのね！」と納得した様子でした。

日本の魅力を再確認

二人との会話を通じて、日本の食文化が持つ多様性や奥深さに感動してもらえ、とても嬉しい経験に。マットさんとディアナさんは、「素晴らしい体験だった！」と語り、今回の体験が日本をさらに好きになるきっかけになったようです。こうしたやり取りは、私たち日本人にとっても、自国の魅力を再発見する良い機会となりました。

日本酒の一杯が生んだ素朴な疑問から、文化や技術の話題に広がった今回のインタビュー。次回はどんな体験をしてもらえるのか、今から楽しみです。

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出典『いただきますは、突然に。』