日本の当たり前、実はスゴイ？　外国人が驚愕したカルチャーショックとは

日本を訪れる外国人にとって、東京での体験は驚きと発見でいっぱいです。今回は、アメリカから来日したカップル、ディアナさんとマットさんが日本で体験したカルチャーショックについて伺いました。二人が驚いた日本の文化や習慣を通じて、私たちが普段当たり前だと感じているものの素晴らしさを改めて再確認してみましょう。

人にぶつからない——秩序ある街の風景

日本に来て驚いたことを二人に尋ねてみました。

「とっても混雑していても、子どもも含めみんなスムーズだよね！みんなぶつからずに歩けていてすごい」とマットさん。アメリカでは頻繁に人がぶつかってしまうようですが、東京では時々そのようなことがあっても、何度もぶつかることは珍しいですよね。日本の人たちがぶつからずに混雑した町並みを歩いている様子に、二人は感動したそうです。

ディアナさんは、日本の子どもたちにもびっくりしたそうです。「通学カバンを持った子が一人で電車に乗っていてびっくりしたわ！」と驚きを語りました。これも安全な日本ならではの特徴かもしれません。
また、子どもたちのマナーの良さにも驚いたようで、そんな日本の景色がとても新鮮に映ったそうです。

失くしたものが返ってくる——驚きの日本の信頼文化

もう一つ二人が驚いたのは、「失くし物が返ってくる」ということでした。「渋谷でカードケースを落とした時、何日か後に警察から電話があって、ちゃんと返ってきたんだよ！」と伝えると、「かっこいいわ」とディアナさん。トラブルを起こしたくないという思いが強い日本人についてマットさんは「道でも『Excuse me』『Sorry』ってよく聞こえるよね、アメリカだとみんなすぐ怒っちゃう（笑）」と語ってくれました。

二人とも「とても素敵だし、こんな国見たことない」と語ってくれていて、なんだか嬉しくなりますね。

日本文化の素晴らしさを再発見

ディアナさんとマットさんが体験した日本でのカルチャーショックは、私たち日本人にとっては当たり前のことかもしれません。しかし、それらは日本を訪れた外国人にとってはとても印象深いもののようです。
街で人とぶつからなかったり、電車が静かだったりすることは、世界中を見渡してもなかなか簡単に見つけられるものではありません。今度外国の友人を案内することがあったら、このような日本の特長をぜひ伝えてあげてみてください。

---

出典『いただきますは、突然に。』