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これどうやって計算するか覚えてる?「−9−(−9)−(−6)」→正しく計算できる?

  • 2025.1.8
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中学校で習う数学で、まず初めての関門といってもいいほど難しいのが負の数を含む計算でしたね。

当時は苦手だったという方も多くいるのではないでしょうか。

今回はその中でも引き算に注目して復習していきましょう。

当時は難しく感じても今なら案外簡単に感じるかもしれませんよ。

問題

次の計算をしなさい。
−9−(−9)−(−6)

負の数を含む引き算なので少し複雑ですね。

解説

この問題の答えは「6」です。負の数の引き算に焦点を当てて、ポイントを復習しましょう。

負の数の引き算
・引く数が負の数の場合は、足し算に直して計算する。
例、5−(−6)=5+6

今回の引き算は全て、足し算にして計算していけば良いですね。まずは式変形を行いましょう。

−9−(−9)−(−6)
=−9+9+6

残りの計算は足し算と引き算です。前半部分の−9+9がイメージしにくい場合は、順番を入れ替えて9−9としても問題ありません。その方が意図的に0を作ることが出来るので、考えやすいかもしれませんね。もちろん、そのままでも計算できる場合はそのままやってしまいましょう。

−9−(−9)−(−6)
=−9+9+6
=0+6
=6

これで計算終了です。

ただし、さらに短い途中式で解く方法もあります。そのために、同じ数から同じ数を引くと0になる、という性質を利用します。

問題の式の前半部分をよく見てみると、−9から−9を引く計算なので、カッコを外したりせずに0になることに気がつけるかもしれません。負の数なので気がつきにくいですね。

まとめ

負の数の引き算は計算がややこしくなってしまうので、注意が必要ですね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお

数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。