意外に間違える人が多いかも…？「(9−5)+12÷4」→正しく計算できる？

小学生の頃に習った計算問題でも、大人になってからやってみると意外と間違える人が多いかもしれません。

今回の問題は、正しい計算順序を覚えているかどうかが重要な鍵を握っています。

特にカッコが含まれた問題なので、計算順序を忘れてしまった方がいるかもしれません。

一度復習すれば必ず思い出せるはずなのでこの機会に思い出しておきましょう。

問題

次の計算をしなさい。
(9−5)+12÷4

どこから計算するのが正しい方法だったのか思い出してみてください。

この問題の答えは「7」です。今回の問題は、足し算、引き算、掛け算、割り算が混在している四則演算というものでした。

では、四則演算の正しい計算順序を確認していきましょう。

四則演算の計算順序
・まずはカッコの中の計算から行う。
・次に掛け算と割り算の計算を行う。
・最後に足し算と引き算の計算を行う。
ただし、カッコの中の計算も掛け算、割り算→足し算、引き算の順に行う。

つまり、今回の問題ではカッコの中の9−5から計算します。次に割り算部分を計算して、最後にそれぞれの答えを足し合わせることで計算が完了します。

では、実際に計算してみましょう。

(9−5)+12÷4
=4+12÷4
=4+3
=7

計算順序に注意しながら解くことが出来ました。

もしも計算順序を間違えてしまったら、

(9−5)+12÷4
=4+12÷4
=16÷4
=4

のようになってしまいます。ちなみにこれは、割り算と足し算の順序を無視してしまったことで間違えてしまいました。

四則演算の計算の順序、覚えていましたか？
小学生で学習する問題でも、大人になるとつい解き方を忘れてしまいがちです。

今回の問題を解くだけで、基本の計算順序をほぼ完璧に復習することが出来ます。しっかり見直しておきましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。

文（編集）：うおうお

数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。

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