1. トップ
  2. “具体的過ぎる”差し入れの指定に視聴者から疑問の声…有識者からは“納得”の意見も 朝ドラ『おむすび』

“具体的過ぎる”差し入れの指定に視聴者から疑問の声…有識者からは“納得”の意見も 朝ドラ『おむすび』

  • 2025.2.20
undefined
『おむすび』第20週(C)NHK

橋本環奈がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『おむすび』の第20週「生きるって何なん?」第99話が、2月20日に放送された。

病室の差し入れに指定した『ゴルゴ13』27巻が話題に

聖人(北村有起哉)の検査結果は、早期の胃がんだったが、手術で根治が見込まれた。聖人は大阪新淀川記念病院消化器外科に入院し、NSTの対象患者となった。NSTの回診に結は松崎(永野宗典)、桑原(妃海風)、杉沢(犬飼貴丈)、篠宮(辻凪子)らと一緒に病室の聖人を訪ねる。聖人に付き添っていた翔也(佐野勇斗)と愛子(麻生久美子)もNSTのメンバーに挨拶。結はプロの顔になり、聖人に説明を始めた。

「手術は2日後、入院は2週間となります。術前には、米田さんの体調に合わせた食事をお出ししますので、しっかりとってください」という真摯な態度に、思わず聖人は「ああ、分かった…りました」と言い直す。さらに「痛み入ります」「頑張ります」と娘に対して、緊張気味に敬語で返す。翔也は結が聖人に管理栄養士として説明している姿に、凛々しくて感動したと伝え、愛子も頑張って働いている姿、さらに病院では様々な人々が患者を支えていることに感動したという。

undefined
『おむすび』第20週(C)NHK

愛子が「お父さん、何か持ってきてほしいものある?」と聞くと、聖人は読むものとして『ゴルゴ13』の27巻という具体的な巻数を指定した。これについてSNSでは「ゴルゴ13の27巻に一体何が…」「やけに具体的やな」という疑問をいだく声もあがる一方、「芹沢家殺人事件 いわゆるゴルゴのルーツを探るエピソード」「ファンなら欠かせない巻なのだ」という有識者からの声や、「北村有起哉さんのアドリブですか?」といった様々な意見が視聴者から飛び交っている。

糸島には帰ってる、描かれていないだけと、博多大吉が華丸を説得

undefined
『おむすび』第20週(C)NHK

その晩、結は一人で聖人の様子を見に行った。手術前で食が進んでいない聖人に語りかけ、聖人の不安を解きほぐしていく。「愛子と2人で行くのもええけど、歩や結や翔也や花と一緒に糸島行きたい」という聖人に、結は「退院したら、みんなで糸島行こう。そのためにも、しっかり食べて早く治そうよ」と勇気づけた。2日後、聖人の手術は無事に成功した。

“朝ドラ受け”で知られる「あさイチ」では、キャスターの博多華丸が「こんなことがないと糸島帰ってこないんですか」と福岡出身として嘆くと、博多大吉が「今までも帰ってきてるの。描かれてないだけで」と訂正し、鈴木奈穂子アナウンサーも「花ちゃんと、ちゃんと言ってます」と重ねる。続けて、大吉が「じいちゃん、ばあちゃんが孫を可愛がらないわけがないんだから」「描かれてないだけなの。脳内で補完するの」と説得した。


NHK 連続テレビ小説『おむすび』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
NHKプラスで見逃し配信中