まさかの“92話越し”！大規模な伏線回収にSNSでもトレンド入り　朝ドラ『おむすび』

橋本環奈がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『おむすび』の第20週「生きるって何なん？」第98話が、2月19日に放送された。

聖人と孝雄はジャズバーから、深夜のプリ（証明写真）へ

胃の精密検査で気を病む聖人（北村有起哉）は、孝雄（緒形直人）に誘われて大阪の街をおしゃれして歩き、居酒屋で孝雄に悩みを吐露する。聖人は自分ががんかもしれないことを孝雄に打ち明けたのだった。その後、聖人は孝雄とジャズバーへ。「昔はジャズバーによう聴きに行ったりしとってん」（孝雄）、「ええやん！いつか一緒に連れてってえな」（聖人）というかつての約束から、聖人は孝雄にジャズを教えてもらいたかった。ジャズは教えるものではなく、感じるものだという孝雄の言葉に、聖人は生演奏に耳を傾ける。父親が道楽者だったため、脇目もふれずに、目の前の仕事だけをがむしゃらにやってきた聖人。ジャズという音楽を目の当たりにして、生まれて初めての気持ちを味わっていた。「俺の人生ホンマにこれでよかったんかな」と思い悩む聖人に、孝雄は「自分の人生否定するんやめた。俺は生きられへんかった人たちの分まで、思い切り生きるって決めたんや。また来よう。な？」と励ます。さらに、聖人の「プリ、撮れへん？」というお願いから、2人はプリ機の代わりに証明写真機へ入っていく。すでに夜遅く、開いているゲームセンターがないと、狭い証明写真機の中で、2人は「アゲ〜！」とギャルピースを決める。

SNSでは「良い笑顔」「凄くいいイケオジなお二人」「このプリ、いや証明写真欲しい」といった感想のほか、「発想力がすごいです」「プリもいいけどこれもいい」「プリクラは男性のみは禁止だから証明写真なんでしょ」と、孝雄が機転を利かせたのではないかという意見もある。おむすびの公式Xではこの時の様子をポストし反響を呼んでいる。

デカ長と栄養デカ長親子の、聖人と結

夜遅くに帰宅した聖人を、愛子（麻生久美子）、歩（仲里依紗）、結（橋本環奈）が待っていた。歩と結は、自分たちが若い頃、聖人にどれだけ心配をかけていたのかに気づく。結は帰ってきたばかりの聖人に、「それより体調はどう？ なん食べたと？ お酒、何飲んだ？ どれぐらい飲んだ？ 何サワー飲んだ？」と厳しく問いただす。それに愛子は、「ちょっと待ってよ、栄養デカ長」と結の肩を叩くと、聖人は「​​ハハハ、俺に言うたやつ」と笑みを浮かべた。

これは10月7日放送の第6話で、夜遅くに帰ってきた結を心配した聖人が「いつまでその店におったんや？ 何バーガー食べたんや？」と質問攻めする様子に、愛子が「ちょっと落ち着いてよ、デカ長」と止めに入っていたセリフを再び結に当てはめたものだ。SNSのトレンドには「栄養デカ長」がランク入りしており、「デカ長と栄養デカ長 似たもの親子」「そうきたか」「伏線回収」といった声が寄せられている。

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NHK 連続テレビ小説『おむすび』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
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