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「刺さりました」「心に響いた」橋本環奈“主人公”だけじゃない、視聴者から共感の声があふれた“金言”とは『おむすび』

  • 2025.2.17

橋本環奈が主演を務めるNHK連続テレビ小説『おむすび』の第20週「生きるって何なん?」第96話が、2月17日に放送された。

聖人はついつい病状についてネット検索をしてしまい…

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『おむすび』第20週(C)NHK

聖人(北村有起哉)は人間ドックの結果、胃の精密検査が必要と通知され、心配になりネットで調べ始める。そこには「要精密検査の判定を受けた場合には胃潰瘍や、他の疑いの病変の疑いがあり」との記述があり、さらに読み進めていくと「胃がんの初期症状は、胃の痛み、胃の不快感、違和感」と思いあたる節ばかりが書かれていた。不安が募っていく聖人。仕事中も胃がんのことばかり考えてしまい、心の声が半分漏れ出てしまっている。

聖人は翔也(佐野勇斗)から結の有給取得日、つまり大阪・新淀川記念病院に結が出勤しない日を聞き出し、病院へと精密検査を受けに行く。担当医は、森下(馬場徹)。胃の粘膜にただれているところがあり、悪性かどうか調べるという。翌日、ヘアサロンヨネダで一心不乱に掃除をしている聖人を、愛子(麻生久美子)と翔也が不思議そうに見ている。

そこにやって来たのは、翔也の母・幸子(酒井若菜)。翔也の就職の挨拶に、というのは表向きの理由で、孫の花(宮崎莉里沙)の顔を見に来たのだった。明るく元気な幸子の姿に、聖人の表情に笑顔が戻る。

第20週の予告が聖人の死を予感させる内容だったことも相まって、SNSでは聖人の体調を心配する声が引き続き多く上がっており、くわえて病状についてネット検索してしまっていることについて、「スマホで検索して悪い方に考えちゃう聖人さんの気持ちが痛いほどわかる」「精密検査の前にググって悪い結果を妄想」といったよくあるケースであることに触れている視聴者もいる。

「この仕事に絶対に慣れない事」という八重子の金言

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『おむすび』第20週(C)NHK

結(橋本環奈)は、患者の磯山八重子(徳田尚美)の病状に気づけなかったことに自責の念を感じ担当を外れようかと悩むが、栄養科長の塚本(濱田マリ)は反対し、経験や知識が足りないなら学べばいいことで、大事なことは仕事に慣れないことだと言う。

「経験がないなら積めばいい。知識が足りないなら学べばいい。それよりももっと大事なことは、この仕事に絶対に慣れないこと」「同じ病気でも患者さんによって違う症状が出る場合があるし、対処も変わってくる。あの時こうだったから今回もこうだろうは通用しない。私たちは命と向き合う仕事をしてる。あなたが今回感じた気持ちをずっと忘れなければ大丈夫」という温かなエールを結は心に刻む。

「この仕事に絶対に慣れない事」という、どの職業にも当てはまる「初心忘るべからず」の精神を思い出させる言葉に、「塚本科長の助言が刺さりました」「心に刻んでどんどん挑戦していこう」「すごく響いた」といった共感の声が上がっている。

2月11日にクランクアップを迎え、3月28日に最終回を迎える『おむすび』。2月21日には『あさイチ』プレミアムトークに橋本環奈が登場予定。いよいよ物語は最終盤へと突入していく。


NHK 連続テレビ小説『おむすび』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
NHKプラスで見逃し配信中

※記事は執筆時点の情報です