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「仕事行きたくない…」そんな日でも信頼を守る【欠勤マナー】とは?

  • 2025.1.20
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出典:photoAC(※写真はイメージです)

働いていると、急に会社を休まなければならない場面が出てくることもあるでしょう。その際、当日に会社へ連絡する必要があり、「信頼を失うのではないか」と不安に感じる方も少なくないのではないでしょうか。上司に納得してもらえる理由をしっかり伝えることが大切です。

今回は、急な欠勤の連絡で信頼を損なわないためのマナーについてご紹介します。

1.当日会社を休む場合の3つのポイント

まず大前提として、会社に休みを伝える際は、会社の規定に従って連絡することが基本マナーです。
それを踏まえた上で、当日に急な休みを伝える場合、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

  1. 連絡する時間を考える
    連絡のタイミングは非常に重要です。
    上司が出勤していなかったり、始業時間直前で忙しかったりすることがあるため、始業時間の15〜20分前に電話連絡するのがおすすめです。
  2. 直属の上司に連絡する
    連絡は必ず直属の上司に行いましょう。
    直属の上司以外に連絡する場合は、業務の伝達ミスや混乱を招く可能性があります。

  3. 自分で連絡する
    自分以外の人を通じて連絡するのは避け、自分の言葉で直接上司に伝えることが信頼を保つポイントです。

2.仕事を休む理由を必ず伝えよう

次に、仕事を休む理由をきちんと伝えることが大切です。以下に、具体的な理由ごとの例文をご紹介します。

  • 急な体調不良の場合
    急な風邪や頭痛、腹痛など体調が悪くなった場合は、以下のように伝えましょう。
    「今朝から急に熱が出てしまい、病院に行くため本日はお休みをいただけますでしょうか。」

  • 家族の急病
    家族が急に病気になり、看護が必要な場合には、以下のように伝えます。
    「子供が急に熱を出してしまい、病院に連れて行くため本日お休みをいただけますでしょうか。」

  • 葬儀や法事
    家族や親しい友人の葬儀や法事がある場合には、以下のように伝えます。
    「昨晩、親族が亡くなりましたため、本日お休みをいただきたく存じます。」

3.無断欠勤は絶対にNG!

無断欠勤は、職場の信頼関係を著しく損なう行為であり、絶対に避けるべきです。
どのような理由であっても、休む際は必ず事前に連絡を入れましょう。
無断欠勤は周囲に多大な迷惑をかけるだけでなく、場合によっては懲戒処分の対象となる可能性もあります。

健康と仕事のバランスを保つこと大切

体調や気分が優れないときは、無理をせず休む選択をしましょう。無理をして出社すると、体調が悪化したり周囲に迷惑をかけたりする可能性があります。会社に休みを連絡するときはマナーを守り、上司に理解してもらった上で、しっかりと休息を取ることが重要です。

健康と仕事のバランスを保ちながら、安心して働ける環境を築いていきましょう。



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。