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「この人と仕事したくない」と思われる会食や接待の【NGマナー】とは?

  • 2025.1.10
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出典:photoAC(※写真はイメージです)

ビジネスシーンでは、会食や接待など、取引先や上司と食事をする機会が多いかと思います。

ビジネス会食では、マナーや礼儀を間違えてしまうと印象を悪くし、仕事のお付き合いがなくなってしまう可能性も。細やかな気配りができるかどうかで、相手に与える印象が大きく変わります。では、どのようなマナーが必要なのでしょうか?

今回は、ビジネス会食でおもてなしをする側になった場合に、信頼を築くためのマナーやポイントについてご紹介します。

お店選びが品格を上げるカギ

友人との飲み会とは異なり、ビジネス会食では静かに落ち着いて話せる雰囲気が重要です。
カジュアルな接待シーンであっても、個室のある店を選ぶのが基本です。最低でも半個室の店を選びましょう。

【店選びの5つのポイント】

  1. 店の場所、営業時間
  2. 個室の有無
  3. お席のタイプの確認(座敷なのかテーブルなのか)
  4. 料理内容の確認(品数、取り分けをしていただけるか)
  5. お酒の種類

接待ではコース料理を選び、時間制限のある飲み放題は避けることをおすすめします。
飲み放題の終了時間を店員に告げられると、場の雰囲気が崩れ、相手に気を遣わせてしまうためです。

店の下見で信頼度アップ!

店選びは重要で、失敗は許されません。店選びの失敗は、あなたや会社の評価に大きな影響を与える可能性があります。そうならないために、可能であれば事前に店へ足を運びましょう

【下見で確認すべきポイント】

  1. 飲み物や料理の種類
  2. 料理を出すタイミングやかかる時間
  3. 照明やBGM
  4. 客層
  5. 隣席との距離感
  6. 料理長が挨拶に来てくれるかどうか
  7. 接客態度
  8. お化粧室の環境

    ネット予約は便利ですが、「写真と実際の雰囲気が違う」ことも。行ったことのない店の場合、下見をしておくと安心です。どうしても足を運べない場合には、電話で詳細を確認してみるのも良いでしょう。

当日の直前準備がイメージアップに繋がる!

店選びと予約が終わったら準備完了…ではありません。当日の行動でさらなる信頼を得られるチャンスがあります。

店選びやセッティングが第一印象を決めるなら、当日の行動は第二印象を左右します。相手の立場に立った振る舞いを意識し、ゲストの体調や好みを気遣うことで、細かな配慮が伝わるでしょう。

相手の立場に立った行動を心がけよう

ビジネス会食には、多くのビジネスチャンスが潜んでいます。気が進まない会食でも、視点を変えることで新たなチャンスを見つけることができるでしょう。自己成長を楽しむ気持ちで取り組むことで、充実した時間にすることができます。

皆さんの時間が有意義で素敵なものとなるよう願っています。



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。