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普段「生魚」を食べないドイツ人に「お刺身」を振る舞った結果…意外な“ドイツの寿司文化”を発見!

  • 2024.12.14

ドイツから日本を訪れたカップル、アンナさんとジャスティンさんと一緒に日本料理店で食事を楽しみながら、インタビューを行いました。日本での体験を語る中で、刺身への挑戦やドイツでの「寿司」のユニークな文化について、興味深い話を聞くことができました。

馴染みのない「刺身」に果敢に挑戦!

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インタビュー中、アンナさんとジャスティンさんが「刺身」にチャレンジする場面がありました。ドイツでは生魚を食べる機会が少ないため、刺身を食べることはとても珍しい体験なのだそう。

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アンナさんは躊躇わずにわさびに挑戦!「醤油に混ぜて食べるのかしら?」と興味津々です。最初は遠慮がちだったジャスティンさんもその様子を見て「僕にもシェアしてよ!」とわさびをおねだり。仲睦まじい様子にこちらもほっこりしてしまいます。

ブリの刺身を口に運んで丁寧に味わうと、ジャスティンさんは「とっても美味しい!」と気に入った様子でした。

ドイツで人気の一風変わった寿司「フライド寿司」

ドイツでは日本のようなお寿司はあまり一般的ではないそうで、サーモンやきゅうり、アボカドなどを巻物にしたお寿司が多いそう。さらに驚くことに、ドイツではその巻き寿司をそのまま天ぷらのように揚げて食べると話します。

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ジャスティンさんは「フライド寿司は、見た目も味も日本の寿司とはまったく違うけど、サクサクしていて美味しいのよ」と語り、ドイツでは人気が高いと教えてくれました。

この「揚げ寿司」というユニークな寿司に、インタビュアーも「初めて聞いた!」と驚きを隠せません。

意外な共通点も…!

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インパクト抜群のフライド寿司ですが、写真をよく見ると私たち日本人に馴染みのあるものを発見。そう、近くに置かれているお醤油は日本のもの。

ドイツでもこのお醤油は有名なようで、アンナさんは「そう、キッコーマンよ!」と教えてくれました。土地によって料理が変化するのも面白いですが、日本の伝統的な調味料が使われていることにはなんだか誇らしい気持ちにもなりますよね。

寿司を通じて広がる食文化の多様性

「フライド寿司」という新しい形でアレンジされたドイツの寿司文化から、日本とは異なる視点が垣間見えました。一方で、本場日本で味わう刺身の繊細さや新鮮さは、ドイツのカップルにとっても大きな感動を与えたようです。

世界中で進化を遂げる寿司文化ですが、こうした違いを楽しみながら体験することで、日本食の魅力を再確認するきっかけになるのかもしれません。ドイツを訪れる際にはぜひ「フライド寿司」に挑戦してみてはいかがでしょうか?


出典:「いただきますは、突然に。