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「名刺切れが招く信頼喪失!?」今すぐ見直したい3つの行動

  • 2025.1.17
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出典:photoAC(※写真はイメージです)

ビジネスシーンでは、初対面の人と交わす最初のあいさつで名刺交換をすることが一般的です。

名刺が切れていることに気づかず、名刺交換の時に焦った経験がある方も少なくないかと思います。打ち合わせの直前などに名刺を切らしたことが発覚した場合には、どのように対処すれば良いのでしょうか。

今回は、名刺が切れてしまったときの対処法とフォローアップの仕方についてご紹介をします。スマートな対処法を身につけておきましょう。

対処法①「お詫びを伝える」

名刺を切らしてしまった場合、まずお詫びを伝えましょう。

謝罪の言葉を伝える時のポイントは、へりくだりしすぎずに落ち着いたトーンで伝えるのがよいでしょう。
「大変申し訳ございません。ただいま名刺を切らしておりまして」などとお詫びの言葉を伝えましょう。

名刺代わりに口頭で伝える情報としては、「会社名」と「名前」、「部署名」などが基本マナーです。メールアドレスや電話番号などは、聞き取り間違いなど起こる可能性があるため口頭で伝えるのは控えましょう。

対処法②「名刺送付の有無の確認」

渡せなかった名刺を後日郵送するといった方法もあります。

しかし、無断で送付すると印象が悪くなる可能性があるため、その場で「後日名刺を郵送させていただいてもよろしいでしょうか?」などと確認をしましょう。

対処法③「後日名刺を送るときのマナー」

後日名刺を郵送する際は、あまり時間を取らず早めに送ることを心がけましょう。
また、名刺だけを郵送するのはNGです。必ず送付状を付けて送るようにするのが基本マナーです。

名刺を忘れてしまった場合の対処法

名刺を忘れてしまった場合には、「名刺を切らしておりまして」と伝えましょう。

正直に「忘れてしまいました」と伝えるのは相手を不快にさせてしまう可能性があります。正直に伝えることは悪いことではありませんが、この場合には「名刺を切らしておりまして」とお詫びの言葉を添えるのが適切です。
お詫びの手紙とともに名刺を郵送するか、資料などを送る際に一緒に送ると相手との信頼関係を築くことができます。

アフターケアを大切に

名刺を切らしてしまった場合、後日の対応であるアフターケアがとても大切な行動となります。
基本的なマナーを守ることで、先方の心象を悪くすることはありませんが、名刺を切らさない工夫を心がけてみてくださいね。



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。