レストランに行くと、どれも美味しそうで迷ってしまい友人とお料理をシェアをするという方も多いのではないでしょうか。
また、多くの料理を少しずつ楽しむため、シェアをしたいと考えている方もいらっしゃるかと思います。特に大人数でシェアをする際は、多くの料理を食べることができるのでとても嬉しいですよね。
しかし、初めからシェア用の取り皿をお店側が出してくれる場合や、「シェアしますか?」と聞いてきてくれた場合にシェアをするのは良いですが、シェアを快く思わないレストランもあります。
今回は、食べ物をシェアするときのマナーについてご紹介をします。
1.正式なフレンチレストランではシェアは基本的にNG
正式なフレンチレストランでは、シェアは基本的にNGです。
料理の一部をカットして相手のお皿の端に置くなど、目にした光景がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。取り分ける動作もお皿の見た目も美しくないため、マナー違反とされています。
しかし、絶対にNGというわけではないため、格式が高いお店ではサービススタッフの方に一言確認してからシェアをするのがスマートです。
2.料理のお皿ごと交換するのはNG
お皿ごと交換をする行為も基本的にNGです。交換をする際に、お皿を落としてしまう危険性があります。
また、料理のお皿を交換するということは、美味しくない、口に合わないなどと受け取られてしまう可能性もあります。サービススタッフの方に一言相談をしてみましょう。
3.どうしてもシェアをしたい場合は?
どうしてもシェアをしたい場合には、注文時にシェアをしたい旨伝えておくといいでしょう。
そうすることで、あらかじめ取り分け皿の用意や取り分けてサーブをしてくれる可能性があります。
お互いに気遣いを忘れないように心がけよう
格式が高いお店ではマナーを意識し対応をすることがスマートですが、カジュアルなお店であったとしても、シェアをしたい場合は注文時に一言伝えておくのが礼儀です。
シェアする側もされる側も最後まで食事を楽しめるよう、お互いに気遣いを忘れないように心がけましょう。
ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi)
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。