ペットとの暮らしのなかで、公園へお散歩に行ったり一緒に旅行に出かけたりすることは、楽しみの一つではないでしょうか。
しかし、ペットと一緒に外出をする際に気をつけなければならないのが、周りへの配慮やマナーです。愛犬と幸せに過ごすためには、周囲の人たちとも上手に付き合っていかなければなりません。
今回は、ペット連れの外出でのNGマナーについてご紹介をします。今一度、ルールとマナーを守れているか確認し愛犬との外出を楽しみましょう。
NGその1.お散歩の時にリードをつけない
リードは愛犬の命綱ともいわれているため、オフリード、ノーリードは絶対にNGです。
日本では、犬にリードをしないでお散歩をすることはNGです。犬を連れ、道路や公園を歩くときには必ずリードを着けるのがルールとなっているため、飼い主の義務として守りましょう。また犬以外のペットの場合でも、一緒に外出する際は体に合ったリードを付けてくださいね。
NGその2.排泄の管理をしない
ペットの排泄は飼い主が管理をする義務があります。
公園などでうんちをしてしまった場合は、土の上などでも絶対に放置せず、ティッシュでくるんだりうんち袋に入れたりして持ち帰るようにしましょう。また、ペットのうんち人間用のトイレに流すのはやめましょう。また、臭いが残るおしっこの場合は、水をまくことで臭いを少し解消できます。そのため、ペットボトルに入れた水を持ち運ぶのがオススメ。
また、飲食店やショッピングモール、ペットと泊まれるホテルなどでは、施設内で排泄をさせないよう事前に済ませておいたり、マナーパンツやオムツの併用をしましょう。
NGその3.必要以上に吠える
ペット、特に犬にとっては吠えることもコミュニケーションの1つですが、必要以上に吠えることは周りへの迷惑となってしまいます。
ある程度のマナーやルールを守るためにも、吠えることを抑制できるしつけはしておく必要があるでしょう。また、吠えの対象物より注目してくれるものを用意するなどして対策して外出をするようにしましょう。
NGその4.カフェやショッピングモールでルールを守らない
ペットOKの飲食店や施設でも、すべての人が快適に過ごすためにルールが決められています。
ペットが立ち入り禁止の場所や、イスやベンチなど上がってはいけない場所があります。飲食店では衛生管理のためテーブルや人間用のお皿には触れさせないなど、注意することはたくさんあります。施設によって決められたルールには必ず従うようにしましょう。カフェマットを用意しておくなど、購入すべきものがある場合は、外出する前に準備しておきたいですね。
人も犬も、快適に過ごせるような社会になるよう最低限のマナーは守ろう
すべて当たり前のマナーのようですが、実は守れていない方も少なくありません。
これくらいなら、という気持ちが周りに迷惑をかけてしまっている可能性があります。もう一度周りの人の気持ちを考えてみましょう。人もペットも、快適に過ごせるような社会になるよう最低限のマナーを守っていきましょう。
ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi)
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。