『リクライニングを倒す』のはNG？！　知らなきゃ恥ずかしい【飛行機のNGマナー】とは？

2024.11.29

年末年始に帰省をする際に、飛行機を利用するという方も少なくないのではないでしょうか。

移動の際に利用をすることの多い飛行機。狭い機内で長時間共有するという点では、振る舞い方やマナーが最も求められる場所の一つといえます。実際に、「リクライニングが急に倒されて飲み物がこぼれてしまった…」という経験をされた方もいるのではないでしょうか。

今回は、飛行機を乗る際に機内でついやってしまいかねない機内のNGマナーについてごご紹介します。狭い機内での振る舞い方は難しいものですが、今一度マナーを確認してみてくださいね。

NGマナー1. リクライニングを後ろに断らずに急に倒す

リクライニングを倒す際には、倒す前に必ず後ろの人に確認をするのが基本マナーです。

急に倒してしまうと、後ろの人が飲み物をこぼしたり、指を挟んでしまったりする危険がありトラブルになりかねません。もし声を掛けるのが恥ずかしいなどの場合は、後ろを向いて相手に目で合図を送るなどしましょう。

NGマナー2. 頭上の荷物を無造作に開けて、勝手に動かす

頭上の収納棚を無造作に開けたり、荷物を勝手に動かすことはNGです。

特に、エコノミークラスでは手荷物入れは先着順となってしまいますが、座席の真上のスペースが必ずしも自分専用の場所ではないため、荷物を入れ替えるなど人の荷物を勝手に動かすことはマナー違反です。
また、急に頭上の収納棚を開けては、荷物の落下の危険性があります。特に通路側に座っている場合は誰かが棚を開けようとしたら注意をしましょう。飛行中に棚を開けたい場合や、荷物を取り出したい場合には、客室乗務員に一言声をかけることをおすすめします。

また、荷物に関しては小さめのバッグは足元に置き、大きなバッグは頭上の収納棚に入れるのが基本マナーと覚えておきましょう。

NGマナー3.ひじ掛けを占領

ひじ掛けを1人で占領してしまうのはNGです。
隣の人と譲り合い、相手を思いやる気持ちを忘れない行動を心がけましょう。また、3人がけの中央座席の人は両方の肘掛けを使えると覚えておきましょう。

3人がけの席では、真ん中の座席の人は両側をふさがれることから、肘掛けを2つ使える仕様になっています。

お互いに思いやりのある行動を忘れずに！

狭い機内では、誰もが快適に過ごしたい気持ちです。一人一人が自分本位な行動で周囲の人に不快感を与えないように心がけることが大切です。

相手の立場に立って、お互いに思いやりのある行動を忘れないことで気持ちの良い時間を過ごすことができます。素敵な空の旅を過ごしてくださいね。

ライター：能美黎子（のうみれいこ/ @reikonohmi）
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。

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