目も合わせずに『ステージ4のがんの宣告』をする医師に…妻が投げかけた“せめてもの願い”とは

2児の母である、ぬぴ（@poko_nupi）さん。夫との馴れ初めや育児のエッセイ漫画、自身の体験をもとにした創作漫画を、Instagramで発信しています。

ぬぴさんが高校生の頃、お父さんが病院に行ったところ、癌だと診断を受けて…？

できることなんてないですから

診察した医師は、お父さんと同席しているお母さんの顔を見ることもなく、「こんなに広がっていたら、もうできることはありません」と冷たく言い放ちました。「どうしてもっと早くに検査に来なかったんですか？」と尋ねられたお父さんは、「逆流性食道炎だと言われて薬を飲んでいたんです」と答えます。すると医師はさらに、「正直、難しいでしょうね。完治はしないと思います」「効果は期待できないでしょう」と心ない言葉を重ねました。

その言葉を聞いて、それまでずっとうつむいていたぬぴさんのお母さんが、涙を浮かべながら訴えました。「大事な家族が癌になり、ステージ4でもう治らないと告げられることが、どれだけ私たちにとって重大なことかわかりますか？せめて、しっかりと目を見て話してください」と。

医師にとっても辛い状況であることは理解できますが、だからこそ、大切な話にはきちんと向き合うべきではないでしょうか。お母さんが医師に正面から思いを伝えた姿勢には、家族への強い愛情と決意が感じられます。

Instagram：ぬぴ（＠poko_nupi）