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「結婚式のご祝儀はピン札じゃないとダメ」本当にこのマナー必要?賛否が分かれる「お金はお金」「失礼」

  • 2024.11.20
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

これについて、「いちいち銀行の営業時間に行って調達するのは面倒」「よほどボロボロなお札じゃなければもらったときにも気にならなかった」「冠婚葬祭のマナーは継承していくべき」「実際に折り目のついたご祝儀をもらって不快だった」などの意見がSNSを中心によく見られます。

そこで、今回は「結婚式のご祝儀はピン札じゃないとダメ」というマナーはあったほうがいいか、なくしてほしいかアンケートをとりました

「結婚式のご祝儀はピン札じゃないとダメ」というマナーはあったほうがいい?なくしてほしい?

今回は、「結婚式のご祝儀はピン札じゃないとダメ」というマナーはあったほうがいい?なくしてほしい?を調査しました。

今回集まったアンケート回答300件のうち、「結婚式のご祝儀はピン札じゃないとダメ」というマナーはあったほうがいいという意見が127票、なくしたほうがいいという意見が173票で、なくしたほうがいい側がやや多い結果になりました。

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出典元:TRILL調べ

寄せられた意見を紹介します。

なくしてほしい派の意見

新札に変えるのが手間だから

ピン札に変えるのが面倒だからです。お金を下ろすのは、ATMがあるから簡単ですが、ピン札に変えるのは、銀行の時間内ではないといけないからです。
(30代女性・パート・神奈川県)
ピン札を用意していないことに夜気付き、ピン札を引き出すのに困った経験があるのでマナーはなくなってほしいです。
(10代男性・学生・関西)
ピン札を用意するのは手間だし、今はキャッシュレスの時代になってきているのでピン札は要らないと思う。
(30代男性・会社員・北海道)

自分の結婚式でもらったときも気にならなかった

実際にピン札じゃないご祝儀を受け取ったことがあります。ピン札に変えてくれるところが少ないし、用意するのが大変なのもわかるのでなくしてもいいと思います。受け取った側は何も思いませんでした。
(20代女性・看護師・東京都)
自分自身の結婚式ではピン札ではない方が多かったように思います。そして案外年配の人のほうがピン札じゃない気がしました。全然なくして良い風習だと思います!
(40代女性・自営業・東北地方)
新札に交換してもらうためにわざわざ金融機関に行く手間を考えたらなくしてもいいかなと思っている。ある程度きれいな状態なら受け取った方もそこまで不快な思いはないと思う。自身の時にもそこまで気にならなかった。
(50代女性・茨城県)

新札ではなくてもお金はお金だから

お金の価値にピン札とピン札ではないお札に違いはないし、どちらにせよ同じ気持ちはこもっているため。
(20代男性・会社員・中部地方)
ピン札じゃなくてもお金はお金。新札に替えてもらう手間をかけてもらわなくていいと思います。
(30代・専業主婦・東京都)

その他

最近では両替が有料になり、以前のように交換が難しくなってきたこともあり、あまりにもしわくちゃじゃなければいいともいます。
(50代男性・自営業・九州地方)
ピン札だと、くっついていることもあるので、数えるのが大変です。そもそも、ご祝儀を現金というのをなくして電子マネーか振込にして欲しいです。現金は、参加者も主催者も、来るとき帰るときなど、狙われたら危ないです。
(50代女性・フリーランス・関東地方)

なくしてほしい派の意見では、両替に手間がかかるからといった意見が目立ちました。また、キャシュレス化の時代の流れに逆行していると考える方もいるようです。

また、交換に手間がかかることがわかっているので、実際に自分の結婚式の際にもらったご祝儀がピン札ではなくても気にならなかったという声もありました。

あったほうがいい派の意見

受け取る側がうれしいと思うので

古い考えかもしれませんが、ピン札の方が渡す方ももらった方も気分がいい気がします。銀行に行く時間がない方にとっては手間になりますが、私は行けた時にピン札を何枚か用意しておいていざという時に使用しています。
(30代・無職・香川県)
ピン札を入手することはそこまで難しいことではなく、もらった側の気持ちを考えた際しわのついているお札だと失礼だと思うから
(30代男性・会社員・大阪府)
ピン札の方が渡す側ももらう側も気分的にモヤモヤしないかなと思います。ご祝儀なのでやっぱり渡す相手のことを思い、喜んでもらいたいので
(40代女性・会社員・大阪府)

お祝いの気持ちの表れとして

やっぱりピン札の方がいいと思います。手間はかかるし、面倒だなって感じますが、新婚の2人をお祝いするためにちゃんと用意しましたって気持ちが大切だと思います。
(40代・会社員・中部地方)
新しい門出を祝う意味でもあったほうがいいと覆いますし、そこにお祝いの意味も含まれていると思うので。
(40代女性・フリーター・神奈川県)

自分が嫌な思いをしたから

ピン札ではないご祝儀を受け取りましたが、気持ちがあまり良くなかったです。日本独独の文化かもしれませんがご祝儀はピン札であってほしいです。
(30代男性・会社員・大阪府)
神聖かつ祝いの場なため、綺麗なお札を頂いた方が気分が晴れやかになるからです。自分の結婚式の際にしわくちゃなお札で頂いたのを見た時には、適当なお祝いだと思ってしまいました
(30代男性・損害保険業・熊本県在住)

日本の文化を大切にすべきだから

新たな門出は綺麗な方がいい。古いしきたりでも大切にすべき。デジタルマネーはもってのほかだと思う。
(30代男性・会社員・東京都)
結婚式のご祝儀はピン札じゃないとダメというマナーはこれからも続いていってほしい文化なのであったほうがいいと思うから
(30代男性・会社員・神奈川県)

あったほうがいいという意見の多くは、「お祝いの日なので新札がふさわしい」「気持ちが伝わる」と回答していました。また、実際に新札ではないご祝儀をもらい嫌な思いをした方もいるようです。

マナーとして守るべき」という意見も目立ちました。

あなたは「結婚式のご祝儀はピン札じゃないとダメ」というマナーはあったほうがいい?なくしてほしい?

あったほうがいいという意見としては「受け取る側がうれしいと思うから」「日本の文化を大切にすべきだから」などの理由が多くありました。

一方でなくしてほしいという意見は、「新札に変えるのが手間だから」「新札ではなくてもお金はお金だから」「交換に手間がかかることはわかっているので、自分がもらった時に気にならなかった」などの意見が寄せられています。

両派に両替に手間がかかるという意見があります。「相手に手間をかけさせたくない」「手間をかけて用意してあげたい」という相手のためを思う意見が目立ちました。

お互いを思う気持ちが大切ですね。



※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
・調査期間:2024/11/14~2024/11/17
・調査対象:全国/18歳以上/性別不問
・有効回答数:300