『ナプキンでグラスを拭う』はNG？！　知らないと恥ずかしい【結婚式でのNGテーブルマナー】とは？

結婚式にお呼ばれをされた時、披露宴での食事は誰もが楽しみにしているのではないでしょうか。

結婚式の料理はフレンチや和食、イタリアンなど様々です。なんとなく知っていても、このマナーって正しいの？と疑問に思った経験がある方も多いかと思います。例えば、ナプキンの正しい使いかた。席を離れる際、ナプキンは椅子の上？それとも机の上？どっちが正しいマナーかお分かりになりますか？

今回は、結婚披露宴におけるテーブルマナーについてNGをご紹介します。新郎新婦を祝福する大切な日に、恥ずかしい思いをしないためにも食事中に気を付けたいマナーをぜひチェックしてみてくださいね。

1.席を離れるときは、ナプキンを机の上に置くのはNG

席を離れるときは、椅子の上に置くのがマナー。テーブルの上に置く時は、食事終了後と覚えておきましょう。

披露宴中、写真撮影やお手洗いなどで席を離れる際のナプキンは、椅子の上に置いておきましょう。

急いでいるからといって、テーブルの上に乱雑に置くのはNGマナーです。

また、食事終了後は、軽く崩した状態でテーブルの上に置くのがマナーです。ナプキンをきれいにたたんだ状態は、料理が美味しくなかったという意味となってしまうため、少し崩した状態で机の上に置いておきましょう。

2.ナプキンでグラスやテーブルを拭くはNG

ナプキンは、手や口を拭くものです。
汚れたからといってグラスやテーブルを拭くのはNGマナーと覚えておきましょう。

3.座るときに椅子の右から座るのはNG

座席につくときは、椅子の左側から座るのがマナーです。
椅子の右側は上座となるのが一般的となるため、下座にあたる左側から出入りをします。席を立つ時も左側からと覚えおておきましょう。

4.バッグを膝の上に置いておくのはNG

手持ちのバッグは、自分の背中と椅子の背もたれの間に置くのが正しい置き方です。

バッグが大きくて椅子に置けない場合は、右側の足元に置きましょう。料理が運ばれるのも、下座となる左側からとなることが一般的ですので、サービスの邪魔にならないように右側の足元に置くのがいいでしょう。

5.結婚披露宴の始まりと終わりのタイミングでトイレに行くのはNG

1つの料理が終わるタイミングや歓談、花嫁のお色直しの時間などに席を立つのがマナーです。

披露宴中にトイレに行くことは可能ですが、乾杯、新郎新婦の挨拶など重要な場面でトイレに立つのはNGと覚えておきましょう。

新郎新婦を心から祝福しながら料理を楽しむことが大切

最低限のテーブルマナーを知っておくといざという時にとても便利です。不安要素があるマナーについては、今一度おさらいをしてみるといいでしょう。周りの人への配慮を忘れずに、一番大切なことは新郎新婦を心から祝福しながら料理を楽しむことです。

ぜひ、大切な一日を心から祝福できるよう最低限のマナーを守り楽しんでみてくださいね。

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ライター：能美黎子（のうみれいこ/ @reikonohmi）
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。