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ビールを『飲み干す前に注ぐ』のはNG?! 意外と知らない【ビールのNGマナー】とは?

  • 2024.11.8
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出典:photoAC(※写真はイメージです)

ビールや日本酒、ワインとそれぞれお酌に関するマナーが存在するのをご存知でしょうか?
それぞれを一番美味しく頂くための注ぎ方、注がれ方、グラスの持ち方や注ぎ足すタイミングなどがあります。

ビジネスにおいて、その中でも覚えておきたいのがビールの注ぎ方です。
よりおいしく飲むためにも正しい注ぎ方は覚えておきたいですよね。

今回は、ビールを注ぐときのマナーについてご紹介をします。ぜひ、覚えて実践してみてくださいね。

マナーその1.注ぐときは、ラベルを上にする

瓶ビールを他の人に注ぐ場合のポイントをご紹介します。

  1. ビール瓶のラベルが上になるように右手で瓶の胴部分を持つ
  2. 左手を軽く添える

    美味しい入れ方は、はじめは緩やかに、だんだん勢いをつけて泡が出始めたら緩やかに注ぐのがポイントです。
    また、手の甲を上にして注ぐようにしましょう。手の平を見せて注ぐのは「逆手の逆注ぎ」といわれ失礼な行為になるためNGです。注ぐときは、「お注ぎします」などとひと声かけてからお酌をするようにしましょう。

マナーその2.注がれる時は、両手で受ける

ビールを注いでもらうときのポイントをご紹介します。

  1. ビールを受ける際は両手で受けるのが基本マナーです。右手でグラスを持ち、左手を底に添えます。
  2. 相手が注ぎやすいように瓶の注ぎ口に高さを合わせ、グラスを自然な角度で持ちます。

    グラスを傾けるのがマナーというお声もありますが、必ずしも傾けないといけないというわけではありません。泡が立ちすぎてしまいそうな場合には、若干傾けて調整するといいでしょう。
    また、片手で受けるのは目上の人に失礼な態度になるため必ず両手で受けるようにしてください。

マナーその3.グラスが空いてから注ぐ

飲み干す前に注ぎ足すのはNGと覚えておきましょう。

ビールは空のグラスに注いだ方が美味しく飲めると言われています。また、お酒を勧められた人も飲み干してからお酌を受けるのがマナーです。そのため、グラスのビールが残り少なくなったら「ビールはいかがですか?」と声を掛け、相手が飲み干すのを待ってから注ぐようにしましょう。ただし、相手がそのままグラスを差し出してきた場合は、上から注ぎ足しても大丈夫です。

失礼のないようにあらかじめマナーを知っておくことも大切

年末に向けて会食が増える時期、どんな相手とも楽しく美味しく飲みたいですよね。

ビジネスでは上司などの目上の人と飲む機会が多くなるので、失礼のないようにあらかじめマナーを知っておくことも大切です。ぜひ、ビールを飲む際には頭の隅にこちらのマナーを思い浮かべながら楽しんでみてくださいね。



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。