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「電話が終わったらすぐガチャ切り」は絶対NG!気を付けたいビジネスでの【電話の切り方】のマナー

  • 2024.11.8
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出典:photoAC(※写真はイメージです)

ビジネスにおけるスキルとして身につけておかなければいけない電話対応。

電話対応の中でも気をつけたいのが、電話の切り方のマナーです。電話が終わると、ふっと気が抜けてしまい、つい気にせずに電話を切ってしまう方もいるのではないでしょうか。最もやってはいけない行為は『ガチャ切り』と呼ばれる「通話が終了していないのに受話器を置くこと」ですが、相手を不快にさせる終わり方は他にもあります。

そこで今回は、ビジネスにおいての電話の切り方についてご紹介をします。自分から電話をかけた場合と、電話がかかってきた場合の切り方では、対応が少し違うので是非チェックしてみてくださいね。

1.自分から相手に電話をかけた場合の電話の切り方

電話をかけた方が電話を切るのが基本マナー。

自分から連絡したときは、自分から電話を切ることを伝えてから切りましょう。電話をかけた側から「失礼します」などと終わりのあいさつを先に伝えるべきです。

2.相手から電話がかかってきた場合の電話の切り方

相手から連絡があった場合は、相手が電話を切るまで待つのがマナーです。
相手が通話を終了したことが確認できてから、自分の通話を終了させます。

しかし、電話をかけてきた相手がなかなか電話を切ってくれない場合もありますよね。その場合には、「お電話ありがとうございました。失礼いたします」などと伝えて電話を切りましょう。

3.目上の方との電話の終わり方に注意する

ビジネスにおいては「電話をかけた方が先に電話を切る」のが基本マナーですが、目上の方やお客様の電話対応についてはルールが異なると覚えておきましょう。

目上の方やお客様との電話の場合は、終わりのあいさつの後すぐに電話を切らずに相手が切るのを少し待ちましょう。もし、しばらく待っても相手が電話を切らない場合は「失礼します」と一言伝えた後、こちらから電話を切るようにします。

通話が終わり電話を切る最後まで気を抜かないことが大切

ビジネスにおける電話対応では、通話が終わり電話を切る最後まで気を抜かないことが大切。
電話対応は会社の信頼や印象にかかわる大切なポイントです。
相手の顔が見えないからといって気を抜かず、相手に失礼がないように丁寧に対応するように心がけましょう。



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。