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「香りでマナー違反!?」香水を控えるべき【NGシーン】とは

  • 2024.11.6
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出典:photoAC(※写真はイメージです)

さまざまな素敵な香りがある香水。お気に入りの香水や自分に似合う香りがある反面、香水がNGなシーンがあることをご存知でしょうか?

例えば、「レストランで居合わせた隣の席の人の香水の匂いがキツイ…」と、経験したことがあるかたもいるかと思います。実は、香水はどんなシーンでも使っていいというわけではなく、付けて行くのが不適切な場所があります。

今回は、香水を付けて行くのがNGな場所についてご紹介します。もしかすると自分ではいい香りと思っていてもその香りが、周りに迷惑になっているかもしれません。

NGシーン1. 飲食店

基本的に食事や会食の席では香水はNGです。特に、昨今問題になっているのが『お寿司屋さん』です。
香水の強い匂いが、お寿司を食べる際の味覚・嗅覚に影響を与えてしまい、食事の邪魔になる可能性があるため気を付けなければいけません。お店によっては、香水NGとの記載もあるため必ず確認をしましょう。

そのほかでも特に注意してほしいシーンは、日本食、お茶会の席、コーヒーの香りにこだわるカフェなど。繊細な味・香りを楽しむ際は、香水を付けていくのを避けるようにしましょう。

NGシーン2.弔事

亡くなった方をお見送りするお通夜やお葬式などのシーンはNGです。

香りは華やかな印象が強く、喪の場面では過度なお洒落はしないことが基本的なマナーと覚えておきましょう。そのため、香水のようなお洒落をすることも控えましょう。

NGシーン3.病院

目的を問わず、病院では香水を付けるのはNGです。

体調の悪い方が行く場所ですから、匂いに敏感になっている患者さんがいることも想定されます。自分が病院を受診するときだけでなく、お見舞いや付き添いの場合も同様です。病院や歯医者などに行くときは香水を付けるのは控えましょう。

NGシーン4.アウトドア

香水の匂いは虫が寄ってくる原因になるため、アウトドアシーンは香水NGです。

自然界で虫を引き寄せる植物の匂いに似ているため、香水の香りが餌と認識され虫が好む傾向にあります。キャンプやハイキング、ピクニックなど自然の中で遊ぶときは注意してください。人工的な香りであっても甘い花々の香りは、ハチなどの危険性のある虫を引き寄せる可能性が命に関わるリスクを高めてしまいます。アウトドアで遊ぶときは、大自然の香りを楽しみましょう。

NGシーン5.職場

職場の環境や職種にもよりますが、ビジネスシーンでの使用は控えるのをおすすめします

すべての職場において香水がNGというわけではありませんが、職場は“仕事をする場所”です。香りの好みは人それぞれ。中には、香水を嫌がる人もいるので控えておきましょう。ただし、美容・アパレル関係など、香水を含めお洒落をする必要がある職種の方々はその限りではありません。

周囲への気遣いを忘れないことが大切

意外と問題になる香りの問題。香りは脳に刻まれやすく、いい香りはいいイメージを残しますが、その逆の嫌な香りも記憶に残ってしまいます。

大人としての知識を持っておき、香水を使うときは周囲への気遣いを忘れないことが大切です。品格のあるマナーを身につけて、香水を楽しみましょう。



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。