子どもが成長すると、ママやパパを助けたい!と思って「お手伝い」をしたがることもあるでしょう。気持ちはとてもうれしいですが、できれば危ないことはさせたくないですよね。なにかいいお手伝いはないものでしょうか…。
6歳と3歳のお子さんのママであり、離乳食・幼児食コーディネーターとしても活躍するゆき(@yuki_rinyusyoku)さんがX(旧Twitter)に「子どもにおすすめのお手伝い」を投稿したところ、注目を集めています。
小さな子どもでも安心してさせてあげられるお手伝いとは…?
注目の投稿が、こちら!
わかりやすくなるため、最後まで1人でやり遂げやすくなります。全て自分の力でできた経験は自信となり、他のお手伝いへのやる気が高まる効果も期待できて◎。
— ゆき☃️6y&3y@離乳食・幼児食コーディネーター (@yuki_rinyusyoku) October 7, 2024
ゆで卵の殻をむくお手伝いにチャレンジするときは、「1人でできた!」経験につながりやすい、茶色い殻の卵を選ぶのも手です。
お手伝いの中身は「卵の殻むき」!たしかに、これくらいならけがの心配もないですよね。それに、さまざまなメリットもあるようです。
『卵の殻むき』のお手伝いの注意点について、ゆきさんに詳しく伺ってみました。
「2〜3歳くらいからです」ただし…
---何歳くらいのお子さんにおすすめのお手伝いなのでしょうか?
「2~3歳くらいからです。ただし、お子さんの成長や発達には個人差があるので、もう少し早くチャレンジしたいお子さんもいるし、もう少しゆっくり挑戦したいお子さんもいます。お子さんの興味や成長に合わせて、チャレンジする機会を作っていただけたらと思います」
---お子さんによってできること、やりたいことは違っていますからね。
4つの注意事項をチェック!
---子どもにお手伝いをお願いする上で、注意事項はなにかありますか?
「注意事項としては、以下の4つがあげられます」
(1)冷水につけたゆで卵を使うこと
ゆであがったゆで卵を冷水につけて急速に冷やすと、卵の身が締まって殻と白身の間にすき間ができるため、ツルッとむきやすくなります。
殻がむきにくく白身がボロボロになってしまうと、失敗のイメージが強く残ってしまい、次回以降へのやる気に影響が出てしまうことがあります。
ゆでた後はすぐに冷やし、殻をむきやすくしたもので挑戦してみるのがおすすめです。
(2)殻が散らからない環境作りをする
殻を入れる大きめのバットやボウルを準備するといいです。殻がちらかると殻むきに集中できなかったり、後片付けが大変になって、大人がイライラする原因になったりすることがあります。お子さんが作業をしやすいよう、大きめの容器を準備して挑戦するのがおすすめです。
また、バットやボウルの下には、新聞紙やマットなどを敷いておくといいです。ボウルがすべらないので、殻むきに集中しやすくなります。後片付けがしやすくなる点も、メリットです。
(3)卵アレルギーに注意する
誤って、口に入れてしまうことがあるかもしれません。お子さん本人やご家族に卵アレルギーがある方がいらっしゃる場合は、避けた方が安心です。
(4)誤嚥や窒息に注意する
殻を口に入れてしまうことがあります。「殻は全部バットやボウルに入れる」と約束したり大人が見守ったりしながら、チャレンジしていただけたらと思います。
また、むき終わった卵を食べたがるお子さんもいます。特に黄身部分は水分量が少なく、子どもにとっては食べにくいため、むせることがあります。食べさせる場合は落ち着いた姿勢で、よく噛みながら食べるように気を付けていただけたらと思います。
「一人でできた経験につながる」と共感の声も!
こちらの投稿に対して、さまざまなコメントは寄せられていました。
「一人できた」経験につながりますよね
これはお手伝いに最適ですね
今度茶色卵買うー
と、ゆきさんが紹介してくれたお手伝いを褒めたり、共感するコメントが多数。たしかに、殻が白ではなく茶色い卵なら、パッと見てむく場所がわかりやすくていいですよね。上手くお手伝いができたら、きっとお子さんも喜んでくれますよ…!
取材協力:ゆき(@yuki_rinyusyoku)さん