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どこから計算するのが正解?「(−6)×(−6)+(−6)+(−6)÷(−6)」

  • 2024.11.18
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計算力を鍛えるには、繰り返しの練習が必要です。

意外と間違えやすい問題に挑戦し、正しい理解ができているか確認をしましょう。

問題

次の計算をしなさい。
(−6)×(−6)+(−6)+(−6)÷(−6)

さまざまな演算が含まれています。正しい答えを導くことができるでしょうか。

解説

今回の問題の答えは「31」です。

また、途中の計算は次のようになります。

  (−6)×(−6)+(−6)+(−6)÷(−6)
=36+(−6)+1
=30+1
=31

注意しなければならない点を順に解説します。

計算の順序

まず注意しなければいけないのは、計算の順序です。

四則(足し算・引き算・掛け算・割り算)が混じった式では、次の順に計算します。

(1)掛け算・割り算の計算
(2)足し算・ひき算の計算

今回の問題では、「(−6)×(−6)」と「(−6)÷(−6)」の部分を優先して計算するということになります。

負の数を含んだ掛け算・割り算

正負の数の掛け算・割り算では、符号と数字を分けて考えることが可能です。

符号は次のように計算します。(掛け算で記載していますが、割り算も同様です)

(+)×(+)=(+)
(+)×(−)=(−)
(−)×(+)=(−)
(−)×(−)=(+)

今回の計算の場合を確認してみましょう。

(−6)×(−6)の計算
符号:(−)×(−)=(+)
数字:6×6=36
よって(−6)×(−6)=+36
(−6)÷(−6)の計算
符号:(−)÷(−)=(+)
数字:6÷6=1
よって(−6)÷(−6)=+1

以上の計算によって、元の式は「36+(−6)+1」となりました。

足し算の計算

ここからは、足し算の計算のみで答えを求める事ができます。

左から順に計算をしましょう。

  36+(−6)+1
=30+1
=31

したがって、答えは「31」となります。

まとめ

繰り返し計算練習をすることで、習熟度を高めることができます。

ぜひ他の記事の問題にも挑戦してみてください!

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」


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