「何に見える？」あなたの“怒り方のタイプ”がわかる心理テスト

怒りの表現の仕方は人それぞれです。自分の怒り方のタイプを知っておくことで、同じパターンで失敗することを避けることができるかもしれません。では、あなたの怒り方のタイプはどれでしょうか？心理テストで探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.草

2.山

3.王冠

4.お弁当のバラン

図形が草に見えた人の怒り方は、「瞬間湯沸かし器タイプ」かもしれません。カッとなると怒りを抑えることができず、その場で爆発させてしまうことが多いのではないでしょうか。怒りを感じるタイミングも人より多いほうかもしれません。

このタイプの人は、ささいな刺激でも心が動かされやすく、感情の抑制が苦手な人かもしれません。よく言えば感受性が豊かなのですが、怒りの感情もその場で激しく爆発させてしまうため、周囲から恐れられている面もありそうです。

強い怒りを常にその場で表出していると、相手を傷つけるだけでなく、あなた自身の立場や心証も悪くしてしまいます。感情とうまく付き合っていくためにも、カッとなった時こそ深呼吸をして、心の中でまずは6秒カウントしてみましょう。

図形が山に見えた人の怒り方は、「根に持つタイプ」かもしれません。一度怒りを抱いた相手のことは、そう簡単には許すことができず、陰で悪口を言ったり、あからさまに距離を置いたりしてしまうことが多いのではないでしょうか。

このタイプの人は、執念深く、気持ちの切り替えが苦手な人かもしれません。怒りを抱いても直接相手に抗議したり、反論したりできないため、悶々とした怒りを自分で大きくしてしまうことが多いのではないでしょうか。

強い怒りの感情を抱え続けているのは、あなたにとっても苦しいことなのでしょう。怒りの強さや重要度によって、相手と直接話をして解決したり、水に流して切り替えたりすると、怒りに支配され悶々と過ごす時間を短くできるかもしれません。

図形が王冠に見えた人の怒り方は、「後腐れのないタイプ」かもしれません。怒りを感じた相手には、ズバッと自分の思いを伝えるものの、一度ぶつかった後はさっと水に流して元の関係に戻れることが多いのではないでしょうか。

このタイプの人は、さっぱりとした性格で、気持ちの切り替えが得意な人かもしれません。怒りの表現はストレートなので、一時的に相手を傷つけたり、関係が悪化したりすることもあるでしょう。しかし、結局は雨降って地固まるということが多いのではないでしょうか。

怒り方としては、もっとも健全なタイプといえるかもしれません。ただし、相手によってはストレートに怒りを表現されることで、関係修復が難しくなる場合もあるでしょう。そのあたりを見極め、怒りの表現の仕方にバリエーションを持てると人間関係もより円滑にいきそうです。

図形がお弁当のバランに見えた人の怒り方は、表に出さないタイプかもしれません。怒りを感じても、それを相手に伝えることは少ないのではないでしょうか。表情や声色にも出さないよう、無意識に自分を抑えてしまうところがあるのかもしれません。

このタイプの人は、人に嫌われるのが怖く、他者との衝突を過度に避けようとする人かもしれません。ゆえに、怒りを感じることがあっても自分が我慢すれば済むと、なかったことにしてしまうのではないでしょうか。

怒りも人間の大切な感情で、悪いものではありません。いつも抑え込んでいてはストレスが溜まりますし、相手との間にもアンバランスな力関係ができてしまうでしょう。まずは自分の中に沸く怒りに気づき、尊重してあげることが大切ではないでしょうか。

ライター：Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届けできればと思います！