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「予想を上回ってきた」「右に出る者なし」大人気女優の“妖艶さと風格”に圧倒…!大河ドラマで“伝説の花魁”を熱演

  • 2025.2.25

2025年1月5日から放送中のNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に出演し、横浜流星が演じる主人公・蔦屋重三郎(通称、蔦重)の幼なじみで、“伝説の花魁”五代目・瀬川となる花の井役を演じている小芝風花。花魁姿が美しく、SNSでは「妖艶さも素晴らしい」「見てるだけで幸せ」「凛とした佇まいに芯のある女性を演じると右に出る者なし」「舐めてました…予想を上回ってきた」などのコメントも見受けられるほど人気を博している。

可愛らしさと妖艶さをあわせ持つ

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『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』1月5日放送(C)NHK

小芝が演じる花の井は、吉原の老舗女郎屋・松葉屋の花魁。幼いころに親に売られた彼女にとって、蔦重は共に吉原で育った幼なじみであり、お互いに何でも話せる良き相談相手だ。過酷な状況に身を置く女郎たちを助けて吉原を盛り上げようと奮闘するも、度々壁にぶつかる蔦重の悩みを聞いて、意見を提案して助けたり、逆に蔦重に助けられたりしながら、彼と一緒に吉原の再興に尽力する花の井。賢く美しい彼女は、『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』のヒロイン的存在だ。

バラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』内のコーナー「グルメチキンレース・ゴチになります!」にもレギュラー出演している小芝は、どちらかと言うと可愛らしい印象が強いが、SNSでも言われているように、『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』で花魁を演じる際の小芝は妖艶さが際立ち、風格も感じさせ、視聴者を圧倒している。

朝ドラ出演を機にキャリアアップ

2012年に、TVドラマ『息もできない夏』で俳優デビューして以降、数々のドラマや映画に出演してきた小芝。2014年の映画デビュー作『魔女の宅急便』の主人公・キキを演じた小芝のキュートさは、今でも忘れられない。2016年には、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』で、波瑠が演じるヒロイン・あさの一人娘・千代を好演し、脚本家の大森美香に絶賛された小芝は、本作への出演を機に順調にキャリアをアップさせていくことに。

小芝が頭角を現したと感じたのは、2019年の『トクサツガガガ』。連続ドラマ初主演作となった本作で、彼女はコミカルなシーンとシリアスなシーンを演じ分け、高い演技力を発揮した。特撮オタクのOLというキャラクターに扮し、趣味を否定するシングルマザーの母親とぶつかる際の複雑な内面も表現していて、心を奪われた。

大人気ドラマの主演でファンを増やす

以降、主演作が増えた小芝は、2020年からシリーズがスタートし、映画化もされた『妖怪シェアハウス』では、多くのファンを得た。本シリーズで小芝が演じた主人公は、ダメ男と交際するも失恋し、借金を背負わされ、勤め先をクビになり、挙句に住むところまで失ってしまうという不幸に見舞われる。彼女はシェアハウスで暮らし始めるが、そこは妖怪が共同生活を送る家だった。

同居するうちに妖怪たちと心を通わせるようになり、やがて逞しく成長していく姿を快演した小芝。妖怪たちに見守られるヒロインを演じる彼女を見ていると、これからも応援したい、ずっと見ていたいと思わずにはいられなかったが、筆者と同じ気持ちになった人も多かったのではないだろうか。

チャレンジングな役で演技の幅を広げる

そのあと、小芝は体当たり演技と言えるくらい、どんどんチャレンジングな役を演じるようになっていった。2021年の『モコミ〜彼女ちょっとヘンだけど〜』と『彼女はキレイだった』では、それぞれ全くタイプの異なる主人公に扮し、視聴者を釘付けに。前者では、石や植物、ぬいぐるみといった感情を持つはずのないものの気持ちが読み取れるという、繊細な感覚の主人公を演じた。セリフが少なく、細かい表情演技が必要となり、演じるのが難しかったという。韓国ドラマのリメイクである後者では、おしゃれに無頓着のヒロインがファッション誌で働くようになり、きれいになっていく変化を好演。演技の幅の広さがうかがえた。

そして、2023年の『波よ聞いてくれ』では、人生初の金髪にしてイメージを一新。メイクもかなり濃い目で、泥酔すると記憶をなくす、口の悪い主人公を快演した小芝。マシンガントークを繰り広げる破天荒な彼女が、ラジオパーソナリティーとして開花していく様子を魅力的に体現し、注目を集めた。

時代劇でも大きく花開く

さらに、2024年の『大奥』にも主演し、亀梨和也が演じる十代将軍・徳川家治と政略結婚した皇族の娘・五十宮倫子が大奥で生き抜いていく姿を力強く演じた。宮舘涼太が演じる松平定信に翻弄されそうになったり、西野七瀬が演じる、信頼していた付き人のお品に裏切られたり、波乱の人生を送る主人公を熱演する小芝は非常に美しく、時代劇の立ち居振る舞いも完ぺきにこなしており、また一段、役者としてステップアップしていた。

続く時代劇は、冒頭で紹介した、大河ドラマ初出演の『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』だが、『大奥』で見せた可憐なイメージとはまた違い、前述の通り、妖艶で大人の雰囲気が漂っている。現在27歳の小芝は、OLから花魁まで、どんな役でも自分のものにして演じこなす、主演級のトップ俳優の1人として輝いている。小芝が、“伝説の花魁”五代目・瀬川となった花の井に扮し、今後もどのような演技を見せてくれるのか、大いに期待したい。



NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』 毎週日曜よる8時放送
NHKプラスで見逃し配信中

ライター:清水久美子(Kumiko Shimizu)
海外ドラマ・映画・音楽について取材・執筆。日本のドラマ・韓国ドラマも守備範囲。朝ドラは長年見続けています。声優をリスペクトしており、吹替やアニメ作品もできる限りチェック。特撮出身俳優のその後を見守り、松坂桃李さんはデビュー時に取材して以来、応援し続けています。
X(旧Twitter):@KumikoShimizuWP