1. トップ
  2. 大人が意外と間違えやすい数学「−3−(−4)−2/5×10」→正しく計算できる?

大人が意外と間違えやすい数学「−3−(−4)−2/5×10」→正しく計算できる?

  • 2024.8.18
undefined

皆さんは小学校と中学校でたくさん解いてきた計算問題を覚えていますか?

今回の計算問題は、マイナスの処理や分数を含む掛け算など、やらなければいけないことが盛りだくさんです。

もしも忘れていた場合は、この問題を計算すればある程度復習することができるので、ぜひ思い出しながら挑戦してくださいね。

問題

次の計算をしなさい。
−3−(−4)−2/5×10

地道にコツコツ計算を進めていきます。

解説

この問題の答えは「−3」です。

計算の順序から確実に復習しておきましょう。

<計算の順序>
・掛け算・割り算→足し算・引き算の順に計算する。
・ただし、カッコがある場合はカッコの中を先に計算して、カッコを外す。

まずは、掛け算・割り算部分の計算をしていきます。

今回の掛け算は分数×整数の形ですね。

分数×整数の計算方法
・分母はそのまま。
・整数は分子だけに掛ける。
・約分できるかどうか必ず確認する。

整数を分母にも分子にも掛けてしまうミスが非常に多いので気をつけてください。

2/5×10
=(2×10)/5
=20/5
=4

次に、−(−4)を処理していきます。

カッコの前の計算記号が「−」のときには、カッコの中の符号を逆にするという計算ルールがあるので、−(−4)を+4にします。

ここまでの計算を振り返ってみましょう。

−3−(−4)−2/5×10
=−3+4−4

ここで注目したいのが、4−4の部分です。

ここが0になることを見つけられれば、

−3−(−4)−2/5×10
=−3+4−4
=−3+0
=−3

これで答えを出すことができました。

まとめ

マイナスや分数がある問題は難しく捉えがちですが、計算の順序に従って正しく計算すると、簡単に計算することができますね。

当メディアでは、他にもさまざまな問題を出題していますので、ぜひチャレンジしてみましょう!

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文(編集):うおうお
数学の教員免許を活かし、個別指導・集団指導の学習塾で主に数学の講師として小学生から高校生までを指導。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。日々、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深掘りし楽しく伝えている。

監修:株式会社カルチャー・プロ(公式HP / インスタグラム

undefined

「誠実なモノづくり」を信条とし、高い専門性を有する編集者が幼児から大人向けまで幅広い年代に向けての学習教材を制作する編集プロダクション。家庭や学校、塾などで日々使われている教材だけでなく各種テストや教養系の一般書などを制作。社会や教育を取り囲む環境の変化に対応するため、新しい技術にも着目し、教育業界の未来も模索しながら、下支えしている会社。社内はフラットに意見が言い合える雰囲気で、パートナー、クライアントからの信頼も厚い。


負の数の計算にもう一問挑戦!

大人が意外と間違えやすい「(−2)−(−3)+(−3)」→正しく計算できる?
大人が意外と間違えやすい「(−2)−(−3)+(−3)」→正しく計算できる?