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意外とわしれている大人が多いかも!「秒速1.3m→時速何km?」

  • 2024.8.10
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皆算数の中でも特に日常生活に関わりが深いものは速さや時間に関するものではないでしょうか。

今回はその中でも速さに重点を置いた単位変換の問題です。

意外と単位変換の方法は知らないかもしれないので、この機会に振り返ってみるのもいいかもしれません。

問題

次の速さは時速何km?
秒速1.3m

解説

この問題の答えは「時速4.68km」です。

では、秒速→時速への変換方法を考えていきましょう。ポイントは1分=60秒、1時間=60分ということです。

一発で秒速→時速への変換をするのは難しいので、分速を挟んで計算していきましょう。

秒速と分速
・秒速→分速は、60を掛ける。
・分速→秒速は、60で割る。

まずは秒速1.3mに60を掛けて分速に直します。

1.3×60
=78

これで分速78mというところまで計算することができました。

ちなみに小数が含まれているので計算ミスを防ぐためには、60を10×6と捉える方法が有効です。

1.3×60
=1.3×10×6
=13×6
=78

このように10を掛けて小数点を移動させることで小数をなくすことができるので、計算が楽になりますね。

では、続いて分速→時速に直していきます。

分速と時速
・分速→時速は、60を掛ける。
・時速→分速は、60で割る。

先ほどと同じく60を掛けることで変換することができます。

78×60
=4680

ようやく時速4680mまで求めることができましたが、こちらも60を10×6とすることで少し暗算でも計算しやすくなりますね。

さて、時速に直すことができましたが、単位をkmに直しておきましょう。

1km=1000mなので、4680÷1000でkmに直すことができます。

4680÷1000
=4.680

小数点以下、一番右にある0は切り捨てることが可能なので、時速4.68kmが答えとなります。

まとめ

速さの計算ができると何かと便利なことが多いのでぜひ積極的に身につけてみてくださいね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文(編集):うおうお
数学の教員免許を活かし、個別指導・集団指導の学習塾で主に数学の講師として小学生から高校生までを指導。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。日々、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深掘りし楽しく伝えている。


単位変換の問題にもう一問挑戦!

意外と正解者が少ないかも?!「秒速3m→時速何m?」
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