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大人が意外と間違えやすい算数「8/15×3/28」→正しく計算できる?

  • 2024.8.21
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分数の計算は一見すると難しいように感じますが、計算法則を覚えてしまえば簡単です。

今回は、「分数どうしの掛け算」に挑戦してみましょう。

問題

次の計算をしなさい。
8/15×3/28

分数どうしの掛け算です。

分母と分子のそれぞれでどのような計算になるかを考えましょう!

解説

今回の問題の答えは「2/35」です。

また、途中の計算式は次のようになります。

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分数どうしの掛け算の場合、分母は分母どうしで掛け算、分子は分子どうしで掛け算をします。

分子:8×3
分母:15×28

ここで、このまま掛け算をして「24/420」とすることも可能です。

しかし、数が大きいと、約分できるかどうかを確認するのが少し面倒になってしまいます。

そこで、
分子:8×3
分母:15×28
という状態で約分を考えましょう。

元は別々の分数でしたが、掛け算をするので、別の分数であっても分母と分子で約分が可能です。

ここでは次のように約分します。

分子8と分母28はともに4で割って、分子2と分母7になる。
分子3と分母15はともに3で割って、分子1と分母5になる。

すると、残った数は以下の通りです。

分子:2×1
分母:5×7

とても簡単な計算になりましたね。したがって、答えは「2/35」です。

このように、掛け算をする前に約分を考えると、計算ミスも少なくなるはずです!

まとめ

一見すると難しそうな「分数の掛け算」でしたが、掛け算の前に約分をすることで、九九の計算だけで答えを出すことができました。

他の記事でも、分数の計算の問題を紹介しているので、ぜひ挑戦してみてください!

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」


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