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意外と答えられない大人が続出?!「9÷112」→3秒で解ける?

  • 2024.7.19
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子どものとき、割り算の問題が苦手だったという人は多いのではないでしょうか。

特に答えが割り切れなかったときは、あまりを求めるにしても概数(およその数)を求めるにしても面倒だなと思いがちです。

しかし、ある方法を使えばこの「割り切れない」悩みからは解放されます。今回の問題で、その方法を確かめてみましょう。

問題

次の計算問題をしなさい。
9÷112

制限時間は3秒です。

解答の形式に特に指定はありません。

解答

正解は、「9/112」です。

「筆算しないと」と思っていた人にとっては、意外な解答だったかもしれませんね。

では、この問題を解く「ポイント」を確認してみましょう。

ポイント

この問題を解くポイントは、どれだけ簡単な形式で割り算をするかです。

9÷112という式は、一目見ただけで筆算しないと計算できないと感じるでしょう。

実際、この式を筆算で計算してみると0.080357142…と、とてもややこしい答えが出てきます。

そこで、注目すべきは「制限時間3秒」という短さ、そして「解答の形式に特に指定はありません」という問題文です。

これらは「筆算を使って割り算の計算する必要はない」というヒントなのです。

ここで思い出してほしいのが、割り算の結果は「割られる数/割る数」の分数の形で表すことができるということです。

例えば、1÷2の答えは0.5ですが、これを分数で表すと5/10、約分すると1/2になります。

つまり1÷2=1/2が成り立ちます。

この考え方を使えば、9÷112=9/112と即座に答えることができます。

まとめ

今回の問題はいかがでしたか?

割る数の大きさにひるまず、すぐに解答できる方法を思いつけたでしょうか。

割り算を分数で表す手法は、いろいろな場面で計算を楽にしてくれるのでおすすめです。

割り算への苦手意識が少し薄れたなら、ぜひ他の問題にも挑戦してみてくださいね。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。

監修:株式会社かえでプロダクション(公式HP

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「編集技術で過去と未来をつなぐ」小学生・中学生・高校生の学習用教材を執筆・編集・校正する編集専門のプロダクション。英語・算数/数学・国語・理科・社会の主要5科目のテキストやドリル、テストや模試、デジタル系の教材など幅広く制作。教材からできる教育を目指し、教育業界を支える会社。会社独自の福利厚生が充実しており、社員が働きやすい環境を整え、新しい働き方で第三者機関から認定を受けている。


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