1. トップ
  2. 意外と解けない大人が多い?!「7+7+(7+7÷7)×7」→小学生の問題に挑戦!

意外と解けない大人が多い?!「7+7+(7+7÷7)×7」→小学生の問題に挑戦!

  • 2024.7.31
undefined

小学校の算数で学習する計算でも、式が長くなると意外と難しい問題になります。

一つひとつの計算のきまりを知っていても、途中で間違えてしまうかもしれません。

正しい理解ができているかどうか、問題に挑戦しましょう!

問題

次の計算をしなさい。
7+7+(7+7÷7)×7

足し算、掛け算、割り算が混ざっており、さらにカッコまでついています。

計算の順序に注意しましょう。

解説

今回の問題の答えは「70」です。

また、途中の計算式は次のようになります。

7+7+(7+7÷7)×7
=7+7+(7+1)×7
=7+7+8×7
=7+7+56
=14+56
=70

このような四則演算の混ざった計算は、以下の順で計算をします。

(1)カッコの中の計算
(2)掛け算・割り算の計算
(3)足し算・引き算の計算

今回の問題「7+7+(7+7÷7)×7」の場合を確認していきましょう。

カッコ内の計算

カッコ内の式は「7+7÷7」です。

足し算と割り算があるので、こちらも優先するのは割り算となります。

7+7÷7
=7+1
=8

これでカッコの中の計算が完了しました。

掛け算→足し算の順で計算

カッコ内の計算をしたことによって、元の式は「7+7+8×7」となりました。

足し算と掛け算だけの式になったので、「掛け算→足し算」の順で計算します。

前から計算しないように注意しましょう。

7+7+8×7
=7+7+56
=14+56
=70

一つひとつの計算は簡単なものですが、途中式が長くなります。

途中の式変形を一つでも間違えてしまうと、正しい答えに辿り着かないので、注意が必要です。

まとめ

正しい答えを出すことができたでしょうか。

今回は、小学校で学習する計算の問題でした。

間違えてしまった方は、他の記事の問題にも挑戦し、復習をしましょう!

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」

監修:株式会社カルチャー・プロ(公式HP / インスタグラム

undefined

「誠実なモノづくり」を信条とし、高い専門性を有する編集者が幼児から大人向けまで幅広い年代に向けての学習教材を制作する編集プロダクション。家庭や学校、塾などで日々使われている教材だけでなく各種テストや教養系の一般書などを制作。社会や教育を取り囲む環境の変化に対応するため、新しい技術にも着目し、教育業界の未来も模索しながら、下支えしている会社。社内はフラットに意見が言い合える雰囲気で、パートナー、クライアントからの信頼も厚い。


四則演算の問題にもう一問挑戦!

5秒で計算できたらスゴいかも?!「9−6×6÷9+6」→秒で解ける?
5秒で計算できたらスゴいかも?!「9−6×6÷9+6」→秒で解ける?