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5秒で計算できたらスゴいかも?!「9−6×6÷9+6」→秒で解ける?

  • 2024.7.24
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皆さんは計算問題を解くスピードに自信はありますか?

今回の問題は5秒以内に解くことができれば、とても計算が速いといえるでしょう。ぜひ挑戦してみてください。

問題

次の計算をしなさい。
9−6×6÷9+6

この問題を計算する鍵は、計算順序にあります。

計算速度を意識するなら、暗算で挑戦しましょう。

解説

この問題の答えは「11」です。

正しく計算するためには、問題全体をしっかりと見通す必要があります。

すると、足し算・引き算・掛け算・割り算が入り混じっていることが分かりますね。

四種類の計算符号が入り混じっている計算を、四則演算といいます。この四則演算は計算する順序が決まっていました。

四則演算の計算順序
1.掛け算・割り算
2.足し算・引き算

この計算順序に則って計算を進めてみましょう。

まずは掛け算・割り算部分から計算します。

6×6÷9
=36÷9
=4

ラッキーなことに割り切れる計算でしたね。

では、続いて足し算・引き算部分を整理していきましょう。

残りの計算は足し算・引き算で全てなので、これをやり切れば計算完了です。

9−6×6÷9+6
=9−4+6
=5+6
=11

これで答えを出すことができました。

暗算で計算するためには、できる範囲で計算する順序を入れ替えると少し楽になります。

具体的には、

9−6×6÷9+6
=9−4+6
=9+6−4
=15−4
=11

というように、足し算と引き算の順番を入れ替えておくと、頭の中での処理をしやすくなりますよ。

まとめ

できるだけ全体を見通して、暗算で計算できるように練習していくと計算力が高まります。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


 文(編集):うおうお
数学の教員免許を活かし、個別指導・集団指導の学習塾で主に数学の講師として小学生から高校生までを指導。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。日々、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深掘りし楽しく伝えている。


四則演算の問題にもう一問挑戦!

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