えそんなルールあるの！？「タオル使用」がNG？意外と知らない「卓球の公式ルール」とは

スポーツをしていると、必ずといって汗をかくものですが…。

実は卓球の選手は、試合の最中に汗を拭くタイミングが決められていることをご存知ですか？

日本卓球協会の公式HPでは、卓球の基本的なルールについて分かりやすくまとめられており、国際大会をより楽しむヒントになるかもしれません。

それではさっそく、詳細について見ていきましょう！

汗を拭くタイミングが決められている卓球選手

卓球選手が、急なタイミングで汗を拭きにいくシーンを見た経験、ありませんか？ルールを知らない人からすれば「なんで今行くの！？」と疑問に思うかもしれませんが、実は試合中に汗を拭くためのタイミングは決まっています。どんなタイミングで拭くのかというと、それは試合開始から6ポイントごと、つまり両選手の合計得点が6の倍数の時だけ、タオルを使う休憩が認められています。このルールにより、試合はスムーズに進行し、観客も試合に集中しやすくなります。

さらに、最終ゲームのチェンジエンド時にもタオルの使用が許されていますが、選手たちはこの決まったタイミングでしか汗を拭くことができません…。このような決まりがあるとは、驚きですね！

日本卓球協会の公式HPでは、以下のように説明されています。

各ゲームの開始から6ポイントごと（＝両競技者の点数の合計が6の倍数の時）、および最終ゲームのチェンジエンド時に、短時間のタオル使用が認められる。（出典：日本卓球協会「卓球の基本的なルール」）

卓球の試合を観戦する際には、選手たちがタオル休憩を取るタイミングに注目してみると、より一層試合を楽しむことができるでしょう。選手の集中力と試合の進行を維持するための工夫が、卓球の公式ルールにはたくさん詰まっているのです。なんとも奥深いですね！

作画：ミヤギトオル（@mitume333）

参考：日本卓球協会「卓球の基本的なルール」