1. トップ
  2. キリマンジャロを登った日本人男性→登頂中、起こった“異変”とは

キリマンジャロを登った日本人男性→登頂中、起こった“異変”とは

  • 2024.7.13

登山が趣味の、まるいがんも(まるいがんも)さん。日々のエッセイ漫画や、創作漫画をnoteで発信しています。

今まで様々な国で海外旅行をしてきて、ついにキリマンジャロに登ることを決めたのですが…?

ポレポレキリマンジャロ

undefined
undefined
undefined
undefined
undefined
undefined
undefined
undefined
undefined
undefined
undefined
undefined
undefined
undefined
undefined
undefined
undefined
undefined
undefined
undefined
undefined
まるいがんも(まるいがんも

現地でガイドを務めてくれたのは、ジェームスという男性です。彼はまるいがんもさんを「ミノール」と呼びながら、登山道具のレンタルや食事の準備などのお世話をしてくれました。コックや複数のポーターなど、まるいがんもさんのために合計6人のスタッフが付いてくれたのだそうです。

テントの設営から食事の用意、体を拭くためのお湯の準備までお膳立てされており、どこか申し訳ない思いを抱いたまるいがんもさん。彼らは自分のザックを背負いながらまるいがんもさんのための荷物を運び、しんどい作業の中でもいつも明るく、すぐに歌い出しすぐに踊るのでした。

まるいがんもさんがつい歩くペースを早めてしまうと、ジェームスは「ヘイミノール ポレポレ」と声を掛けてきました。それはスワヒリ語で「ゆっくり」という意味。日本で日々せわしく生きているまるいがんもさんに、この言葉が響いたといいます。

だんだん酸素が薄くなり、頭でイメージしている場所と実際に靴が着地する点がずれてしまったりと、頭がぼーっとしてきてしまったまるいがんもさん。それでもなんとか頂上にたどりつき、涙を流しながら日の出を拝むことができたのでした。

「ミノール、お先にどうぞ」と頂上への一歩を譲ってくれたジェームスも、「ミノール、泣いてただろ」とニヤニヤするジェームスも、この日の出と同じくらい美しいですね。キリマンジャロに登ったことのない人にも、「ポレポレ」という言葉とこの笑顔が優しさを届けてくれる気がします。

note:まるいがんも(まるいがんも

の記事をもっとみる