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脇役が公式の相関図に!櫻井翔演じる“一郎”をあやつる本当の黒幕にSNSが大論争『笑うマトリョーシカ』

  • 2024.8.29

水川あさみさんが主演の金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』(TBS系/毎週金曜よる10時)の第9話が8月23日に放送。浩子(高岡早紀)の母で、清家(櫻井翔)が政治家になるきっかけとなった祖母が「劉英華(リュウインファ)」という中国人であると知った道上(水川)たち。生前「復讐」の意味を持つ中国語をよく口にしていたという英華。その言葉にどんな意味が隠されているのか…。今回は浩子、浩子の母、清家のルーツが明かされ、SNSで多くの反響が寄せられた。

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金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』より(C)TBS

道上の父の事故の犯人が判明! 急展開にSNS騒然

BG株事件への関与が疑われる諸橋大臣(矢島健一)の失踪中の元秘書・富樫(吉岡睦雄)の行方を追う鈴木(玉山鉄二)は、富樫が裏社会で生きているという情報をつかむ。道上たちはBG株事件への諸橋の関与を隠蔽したのは富樫であると筋立て、行方を追うが逃亡。その後、富樫はなんと死体で発見され、富樫の部下が自身の危険を感じ自供。彼は道上を尾行していた人物で、道上の父を富樫の指示で殺害したこと、富樫に指示したのは諸橋だということが明かされた。だが、浩子の関与の証拠はつかめず…。

SNSでは「めちゃくちゃ急展開」「やっと…お父さんを殺した犯人が…悔しいね」「犯人は浩子じゃなくて諸橋なの?」「本当にそうなのかな。何もかも疑わしく思えてくる」とさまざまな感想が飛び交い、騒然としていた。

清家の祖母の半生にSNS「壮絶すぎる」 清家の論文の送り主を発端に考察が過熱!

清家は新たに、国民の直接投票で総理大臣が選ばれる「首相公選制」の採用を提案する。国民から絶大な人気を誇る清家が総理となるための布石とも取れる発言。道上は、その裏で浩子が手綱を引いているのではないかと疑いを強める。浩子が清家を総理大臣にして何をしようとしているのか…。

再び浩子の元を訪れた道上は、清家と浩子の思い出の地・外泊に誘導される。浩子の口から英華が辿った苦難の道、清家の父・和田島(加藤雅也)との出会いを明かされ…。SNSでは浩子と浩子の母が歩んだ道に「壮絶すぎる」「外泊が美しすぎる場所であればあるほど、浩子のこれまでの人生との対比がエグくて残酷」との声が上がった。和田島を操り、日本への「復讐」を成し遂げようとしたことを道上に問い詰められた浩子。「そうよ」と答える浩子の様子に、SNSでは「そんなにあっさり」「一言のパワーがすごい」「この怪しさに惑わされ過ぎてる」との声も上がった。

そして和田島の子を身ごもるも和田島との結婚が難しいと考えた浩子は、妊娠を知らせず自ら彼と別れたという。母と自分の願いを我が子が託そうと、日本人の姓を得るために清家嘉和(梨本謙次郎)と結婚。だが、嘉和がひょう変し、肩身の狭い結婚生活を強いられた浩子たちだったが、嘉和は事故死。その背後には浩子が泣きついた和田島の存在が…? 事故と和田島の関与が疑われるも、その証明は難しかった。その後、清家は父・和田島の遺伝子を引き継ぎ、順当に出世していき…。

「あなたは清家さんに権力を握らせて、この国をどうするつもりですか?」「彼を裏で操っているハヌッセンはあなたなんですよね?」と直球で問い詰める道上に対し、浩子は「肝心なところにはたどり着けていない」と言い放つ。「まだまだ秘密があるのか」「謎が増えてくばかりで何もわからん」とSNSも混乱の様子。

BG株事件の証拠を持っているにもかかわらず、事件については一切発言をしない浩子。だが一方、鈴木に清家の論文を送った人物が浩子ではないことが判明。「清家を操っているハヌッセンは浩子ではない?」「浩子が全ての事件の黒幕かと思っていたけど、案外違うのかも」「浩子じゃないならヘルパーか佐々木か清家本人辺りしかいないよな」「ヘルパー怪しいけど誰? 亜里沙なの? 面影ないけど…」「ヘルパーさんが怖いよ」「ヘルパーが脇役なのに公式の相関図に載ってるのはなぜ」とさまざまな考察が飛び交っていた。

浩子、浩子の母、清家のルーツが明らかになるも、まだまだ真相が見えない本作。清家が採用を提案する「首相公選制」が進み始め、清家の“悲願”が実現化に向かっていくなか、物語はどう展開していくのか…。次回が気にならずにはいられない。


TBS系 金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』 毎週金曜よる10時

ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。
※記事内の情報は執筆時点の情報です