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「散々すぎる」「主人公なのに」盗撮、非難、脅迫…ドラマ『笑うマトリョーシカ』水川あさみ演じる道上に“同情の声”が殺到

  • 2024.8.23
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金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』より(C)TBS

水川あさみさん主演の金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』(TBS系/毎週金曜よる10時)の第8話が8月16日に放送された。命を狙われ、間一髪で逃げ切った道上(水川あさみ)。彼女の前になんと、清家(櫻井翔)の母・浩子(高岡早紀)が姿を現し…。SNSでは徐々に明らかになる浩子の人物像に多くの反響が寄せられていた。

 

浩子に近づく道上にさらなる身の危険が!

これまでの不審な事故死について問い詰める道上だったが、浩子は多くを語らない。逆に「息子さんがいたわよね」と切り出し、道上の息子・勇気(森優理斗)の身を案ずる意味ありげな発言を…。SNSでは「浩子に息子の存在、おまけに名前まで知られてるの怖すぎる」「脅し?」と浩子の発言に恐怖の声が上がった。

道上は、「夫が待っている」と言い残してその場を去る浩子の後を追う。道上が目にした浩子の夫は、小松政重(堀内正美)という元医師の男性。再婚を不気味に思った道上は、浩子への疑念をさらに募らせるのだった。

その後、清家(櫻井翔)が地元・松山に帰って来ていると知り、佐々木(渡辺大)の店を訪れた道上。清家からの「くれぐれも無茶はしないで」という伝言を受け取る。その真意が分からないまま、翌日の講演会に向かった道上は、会場で集まった支援者たちから非難される。その物々しさにSNSでも「浩子の差し金?」「怖すぎ」との声が。そんな状況を清家本人がなだめ、道上を救ったのだった。前日に道上に会った佐々木が「会えるといいね」とつぶやいたのも意味深で…。佐々木に対する謎も深まるばかりだ。

東京に戻ってからも、道上の周囲に怪しい動きが。息子と楽しい休日を過ごしていた公園で盗撮されたり、SNSで非難する投稿が上がっていたりと、追い詰められていく道上。SNSでも「散々すぎる」「主人公なのに」と同情の声が集まる。だが、そんな道上の姿勢に感謝する人物、応援する家族の存在が彼女の心を支えたのだった。

浩子の背景が徐々に明らかに!

浩子が銀座でホステスをしていた時のことを調べていた山中(丸山智己)から報告で、彼女が「劉浩子」と名乗っていたことを知る。清家の元恋人・美和子(亜里沙/田辺桃子)が使用していたペンネーム「劉麗蘭」とのつながりを感じ、浩子のルーツが中国にあると考え、調査。浩子の母(清家の祖母)が中国人の劉英華、浩子が劉麗蘭であることが判明した。祖母がきっかけで政治家を志すようになった清家。たびたび外国人保護を訴えかける清家の言葉からも、改めて、祖母、母の影響を感じずにはいられない。

その祖母が生前「復讐」という意味の言葉をたびたび口にしていたことがわかり、SNSでは「浩子の真の目的は“復讐”なのか」「浩子の目的は清家を操って、何かに復讐をするつもりで、清家を総理大臣にさせようとしてるのかな?」という考察が飛び交っていた。

そして、浩子は現夫に優しく語り掛けつつ、静かに笑みなくお茶を入れるシーンが映し出され、SNSでも「浩子が最後にいれているお茶すら何か入っているように思えてしまう…」「何を考えているか分からない浩子の表情だけで一気にサスペンス感」と浩子に不気味さを感じる視聴者が続出。さらに、清家の鋭い視線も映し出されるなど、清家母子の秘密が気にならずにはいられないラストだった。

道上に危険が迫る中、彼女のジャーナリズム魂と母としての強さが描かれた第8話。浩子の目的、清家の真意が気になる一方、鈴木(玉山鉄二)が調査する政治家・諸橋(矢島健一)の元秘書・富樫(吉岡睦雄)のその後も気になるところ。終盤にどんな展開が待ち受けるのか…次回も見逃せない!



TBS系 金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』 毎週金曜よる10時

ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。

※記事内の情報は執筆時点の情報です