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衝撃の“ラスト10分”「残酷すぎる」櫻井翔演じる政治家の“とんでもない裏切り”に鳥肌...『笑うマトリョーシカ』第6話

  • 2024.8.6

水川あさみさんが主演の金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』(TBS系/毎週金曜よる10時)の第6話が8月2日に放送。清家(櫻井翔)がついに官房長官に。学生時代から清家を支え続けてきた秘書の鈴木(玉山鉄二)が清家との出会いからこれまでの軌跡を思いながら、2人の“悲願”が達成されたことに胸を熱くする。そんな2人に訪れた転機…第6話では、息をつかせぬ清家と鈴木のやりとりが展開し、「鳥肌」「ゾクゾクした」「緊張感が走る」と視聴者をくぎ付けにした。

鈴木を切り捨てた清家 衝撃のやりとりにSNS「ホラー」「鳥肌」

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金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』第1話より(C)TBS

清家が官房長官に就任した直後、鈴木に関するゴシップ記事が出され、陣営はあわただしくなる。そして、清家は、鈴木と2人きりで話をすることに…。「ありがとう、俊哉くん。ここまで引っ張ってくれて」と感謝し、微笑みながら鈴木との思い出を振り返る清家。鈴木の呼びかけをさえぎってまでも話し続ける清家に、「先生」と呼んでいた鈴木も思わず「清家」と口をつく。それほどまでに清家の言葉は熱を帯びていた。

そして、清家が出会ったころからずっと自分の忠告よりほかの忠告に耳を傾けていたことを知り、ショックを受ける鈴木。清家にとって自分が一番必要な存在だと思って生きてきた鈴木を思うと、その衝撃は計り知れない。そんな影響を清家に与えたのは母・浩子にほかならないだろう。

涙を流しながらこれだけは信じてほしいと「君は僕にとって特別な友達だった」、「できれば僕がこの国のトップに立つところを、君に、そばで、見届けてほしかった」と厳しい顔になる清家。そして、「この先、何がおきたとしても君のことは忘れない」と笑顔を見せた。

結果的に、鈴木を裏切った清家にSNSでは「恐怖を感じる」「残酷すぎる」「とんでもない裏切り」「鳥肌」と反響が続出。さらに、清家役の櫻井翔の演技にも「翔くん怪演っぷり」「ホラーを見ているみたいだった」「時折見せる無表情な瞳と空虚な笑顔がめちゃくちゃ怖い」との声が上がった。

謹慎が決まり、絶望し嗚咽をもらす鈴木の姿に「辛すぎ」「悲しすぎる」「切な過ぎる」「もらい泣きした」「大失恋したかのよう」と悲痛な声が後を絶たなかった。

母・浩子から大きな影響を受ける清家

母・浩子(高岡早紀)と遭遇し、後を追った道上は、浩子がNPO法人「在留外国人支援機構」に寄付していたことを知る。これまで清家がたびたびスピーチで外国籍の人々について言及していたこと、そして会見でも触れた話題が浩子がNPOで話していた内容そのままだったことが明らかに。

そして、清家の執務室に飾られていた“生きる者は必ず死に、出会った者は必ず離れることが定め”という意味を持つ「生者必滅 会者定離」の書が、母・浩子からもらったものだったことも判明。清家の言動や、これまで支えてきた鈴木を非情にも切り捨てた行動を思うと、清家の中での“母・浩子”の存在の大きさを感じずにはいられない。

SNSでは「清家は一体どれだけ浩子にコントロールされてるの?」「浩子の力の大きさがどれくらいかわからないことが不気味」という感想がある一方で、「母が真のハヌッセン?と思わせられる流れなのに、清家が何を考えてるか本当にわからない」「清家一郎自身が操られてるような自分を演じていたのか?」と清家本人の底知れなさにも注目が集まっていた。

さらなる権力を持った清家、そんな清家の背後とBG株事件の真相を追う道上、そして非情にも清家に裏切られた鈴木はどうなっていくのか? そして、母・浩子だけではなく、「佐々木も怖い」「佐々木も浩子に操られてるの?」と清家と鈴木の友人・佐々木(渡辺大)の動きも注目され、SNSではさまざまな考察が飛び交っている。次回の展開も見逃せない。


TBS系 金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』 毎週金曜よる10時

ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。

※記事内の情報は執筆時点の情報です