パズルやRPGなど、スマホゲームを楽しんでいる方は多いのではないでしょうか。そんななかで、時折問題としてあがるのが「課金」。ある程度の範囲で楽しむ分には構いませんが、そうでないことも…。
本記事では、夫の「スマホゲームでのあり得ない課金」についてご紹介します。
夫の元に届いたカード会社からのハガキ
こちらのエピソードは、専業主婦の20代女性が教えてくれました。
8年前、私たち夫婦が結婚したての頃の話です。
私の夫はゲームが大好きで、いつもスマホゲームをしていました。オンラインゲームの話を楽しそうに話す夫に、その頃は「本当にゲームが好きなんだな」ぐらいにしか思っていませんでした。
ですが、ある日驚きの事実に気が付いたのです。
カード会社から届いた一通のハガキ。何となく開封して見てみると、毎月リボ払いの返済があることを知った私。
夫が帰ってきてすぐに、カード会社からのハガキを見せながら「どういうこと?借金とギャンブルだけは許せないって言ってたよね」と言うと、夫は「ギャンブルではない…」と口ごもりました。
「じゃあ、毎月返済しているリボ払いは何の支払いなの?」と問いただすと「…ゲームの課金」と夫。
なんと、夫は結婚する1年も前から、ゲームへの課金で80万円ほど借金をしていたのです。しかも、リボ払いが何かということも知らずにお金を借りていた模様。
ゲームのために80万円も借金するだけでも驚きなのに、リボ払いにしており、さらにリボ払いが何かを知らないなんて…!
黙っていたことにも腹が立ち、大喧嘩。「1回に使う金額は多くないんだよ」「払い終わってから言おうと思っていた」など、ダラダラと言い訳をする夫に心底あきれました。
その後、夫は「ゲームの課金はもうしない」と約束しましたが、数カ月後にまだ課金していることが発覚。これはもう依存症になっていると思い、課金ができないように設定しました。
それ以降は課金癖も治り、今は設定なしでも課金することはなくなりました。まさか夫がスマホゲームに80万円も課金しているとは思いませんでした。しかもリボ払いで。
もう二度とあんな思いはしたくないです。
リボ払いの危険性
スマホゲームに80万円の課金は驚きですね。しかもリボ払いで払い続けているとは危険すぎます。
リボ払いとは、毎月の支払い金額が一定になる支払い方法です。毎月の支払い金額が変わらないのは一見良さそうに見えますが、そこにはいくつもの危険が潜んでいます。
まずは手数料の高さです。リボ払いは、カード会社によって異なるものの、年15.0~18.0%の手数料がかかります。消費者金融のカードローンの利息とほぼ変わりません。
さらに、返済額が少ないと残高が減らずに手数料が延々とかかり続けることになります。支払い途中で新たにリボ払いをすれば完済までの期間はどんどん延びていくのです。
ゲームを楽しむのはいいですが、課金には気を付けなければいけません。また、リボ払いといったお金に関する知識ももっておかないと危険ですね。
提供:専業主婦/20代女性
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