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“衝撃の裏切り”にSNSは考察だらけ...明墨の逮捕で絶体絶命?!最終回直前『アンチヒーロー』第9話がしんどすぎる...?

  • 2024.6.15

TBSドラマ『アンチヒーロー』の第9話「約束」では、明墨(長谷川博己)がなぜ死刑囚・志水(緒形直人)の冤罪を晴らそうとしているかが明らかに。だが、冤罪の証拠を手に入れることができなかった明墨たちがさらなる窮地に?序盤から明墨がこの事件にこだわる動機により迫る展開が繰り広げられ、「泣きました」「グッときた」などSNSでもが続出しました。

同僚・桃瀬の遺志を継いだ明墨

明墨の検察時代の同僚・桃瀬(吹石一恵)は、志水(緒形直人)の冤罪に気付き独自に調査を進めるなかで、病魔に襲われ、志半ばに亡くなってしまいました。その遺志を継いだ明墨が、桃瀬の日記に目をとおします。無念さを物語るような涙でにじんだ文字を見て、思わず涙する明墨に、心迫るものがありました。

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日曜劇場『アンチヒーロー』第9話より (C)TBS

また、9年ぶりのドラマ出演となる吹石一恵の演技にも「名演!」「ブランクを感じさせない」とSNSで賞賛の声が寄せられていました。

「人の命より大事な将来って」紫ノ宮から父へ。

志水の冤罪を示す動画を検事正・伊達原(野村萬斎)に削除され、打つ手なしの明墨たち。たが、志水の被疑者ノート、生前の桃瀬の調査資料とそこに貼られていたであろうメモから、「糸井一家殺人事件」に使われた毒物の鑑定結果が改ざんされていた可能性が浮上します。さらに、紫ノ宮(堀田真由)の父・倉田(藤木直人)と伊達原がそれぞれ娘の将来を守るために、動画の証拠隠滅をしたことも明らかに。

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日曜劇場『アンチヒーロー』第9話より (C)TBS

「人の命より大事な将来って何なの?」(紫ノ宮)、「人殺し! そう言われたくないがために、あなたは人を見殺しにしようとしているんですね」(明墨)と糾弾される倉田。息をのむような緊張感に包まれるそんな接見室でのシーン。心に重くのしかかる2人の言葉は、視聴者への“罪”に対する問いかけでもあるように響きました。

白木の衝撃の裏切りには裏が?!SNSでは考察合戦!

毒物の鑑定を行った担当者はすでに亡くなっており、赤峰が担当者の助手を探すことに。失脚に追いやった瀬古判事(神野三鈴)と再び接触する明墨の動きや、明墨が桃瀬の墓を再訪した際に花束を持ってやってきた人物など、次回の最終話に向け、新たな展開を予感させる伏線も。

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日曜劇場『アンチヒーロー』第9話より (C)TBS

一方、緋山(岩田剛典)が社長殺害時に着用していた作業着をなぜか白木(大島優子)が伊達原に渡し、明墨が逮捕されるという衝撃の展開に、「彼女の正義を貫いての行動なんだと思うとしんどい」と視聴者もショックを隠せません! さらに、明墨の裁判に伊達原自ら名乗りを上げ、緑川が不敵にほほ笑む一幕も。

意味深描写が多かった白木を怪しむ声もありましたが、その行動に不可解さも否めず、「白木は裏切ってない」「明墨先生の作戦だと信じたい」「緑川さんは検察の腐敗連鎖を断ち切る」「でもまだ信じてる」などSNSでさまざまな考察が飛び交っています。

明墨が逮捕された今、志水の冤罪事件を晴らすことはできるのでしょうか? そして、糸井一家殺人事件の真犯人は誰なのでしょうか? 25分拡大となる最終回は見逃せません!


番組概要:TBS系 日曜劇場『アンチヒーロー』 毎週日曜よる9時

ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。

※記事内の情報は執筆時点の情報です