夏休みが近づいてくると、子どもを連れて義実家へ!なんて機会のある方も多いことでしょう。そんな時に悩みがちなのが「手土産」。相手の好みや見栄え、値段など、条件がたくさんあって迷いがちです。
そこで今回は全国100人に「義実家への手土産」についてアンケート。「迷ったことがある?」「何を買ってる?」など素朴な疑問をぶつけました。マナー講師の方からのコメントもいただいているので、ぜひ参考にしてくださいね。
義実家への手土産、迷ったことある?
そもそも義実家への手土産選びで迷ったことがあるかを聞いてみました。すると、79%の方が「ある」と回答!せっかくなら喜んでほしいもの。「好みに合うかしら…」「期限内に消費できるかしら…」など、たくさん考えてしまう気持ちはよくわかります。
一方、ないと答えた方からは「直接希望を聞いている」「喜ばれたものを繰り返し持っていっている」などの声が。たしかに、それなら自信満々で差し出すことができそうです。
ちなみに今回の回答者の年代は、20代が14人、30代が42人、40代が27人、50代が15人、60代が1人、70代が1人でした。
ズバリ!何を買っていますか?
では手土産として何を買っているかを聞いてみたところ、およそ8割の方がお菓子を選んでいました。たしかに、定番のイメージがあります。
どんなものを選んでいるのかも具体的に聞いたところ、和菓子であれば、『とらや』の羊羹や『福砂屋』のカステラ、洋菓子であれば、『治一郎』のバウムクーヘンや『六花亭』のマルセイバターサンドなど。一度は聞いたことがあるような、有名なものが多くあがっていました。他にも『カインズ』の鉢植えのお花やアサヒスーパードライをケースでプレゼントしているというコメントも。
お菓子を選ぶ方が多いのは、老若男女、誰もが楽しみやすいものだからかもしれません。老舗もしくは人気店のものが多いのも、ハズしたくないという気持ちが表れていそう…!
贈るときはどんな配慮が必要?
最後に、どのような条件で選んでいるかを聞いてみました。「ガッカリされることがないように…」というたくさんの気遣いが見られましたよ。
なるべく無難に…
好みが分かれるようなものや、クセの強いものは避ける。(40歳・会社員)
みんなが知っている有名な会社のお菓子にしています。(43歳・会社員)
渡した後のことも考えて…
高齢であるため、食事に気を使っているので体にいい添加物のないものを選ぶようにしています。(34歳・専業主婦)
食べる時に切ったり、取り分けたりなどの手間がかからない。(50歳・会社員)
喜ばれやすいように…
義父や義母あてだと不公平感がでるので、世帯で食べられるような物を選んでいます(43歳・会社員)
相手に気を遣わせない程度の価格帯で、きっちり感があるもの。(28歳・会社員)
大事なのは、気持ちやストーリー!
最後にマナー講師の末永さんから、アンケートの内容を踏まえ、義実家への手土産を選ぶ際のマナーやポイントについて、教えていただました。ぜひ参考にして、気遣い上手を目指してみてくださいね。
「手土産に関しては苦手に感じてしまう方も多い分野ですが、まずは可能な限りリサーチをするといいでしょう。ご回答の中にもありますが、思い切って『どんなものがいいですか?』と聞いてみるのもいいかと思います。以前喜ばれたものであっても、実は甘いものは最近食べないようにしている、塩分を控えめにしているなど、傾向が分かって手土産も選びやすくなるかもしれません。
そして大事なのは、贈る物そのものよりも気持ちやストーリーです。悩んで手土産が苦痛になったりしては本末転倒。100%正解はない中で、お相手を思って選んだ気持ちや理由もきちんと伝えることが大切です」(末永さん)
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※記事内の画像はイメージです
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります
調査方法:インターネットサービスによる任意回答(自由記述式)
調査実施日:2024年4月8日
調査対象:全国の20代~70代
有効回答数:100