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【打率.260/37本塁打/104打点】戦力外から一転、本塁打王を獲得…チームメイトからもファンからも愛された三連覇の立役者

  • 2024.5.9

【問題】2014年シーズンにこの成績を残した選手は誰?

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NPBでは、これまで多くの外国人選手が「助っ人」として参戦してきましたが、輝かしい成績を残せるのはほんの一握り。入団直後から、即戦力として活躍を期待される外国人選手ですが、日本の野球にアジャストできず、1年でチームを去ってしまう選手も少なくありません。

そんななか、成績不振で放出されかけるも、そこから復調して、チームのリーグ3連覇に貢献した外国人選手がいるのをご存知でしょうか?

今回は、本塁打王にも輝いた外国人強打者をテーマに、クイズを出題。イラストの成績がどの選手のものなのか、ぜひ考えてみてください!

ヒント…

・2012年シーズン途中に日本プロ野球球団入りしました。

・2014年シーズンに本塁打王を獲得。

・2016年シーズンの日本シリーズでは、3本の本塁打を放ち、敢闘賞を獲得しました。

・愛称は「カントリー」。

正解は…

ブラッド・エルドレッド選手でした!

こちらは、2014年シーズンの成績です。

MLBを経て、2012年シーズン途中に広島東洋カープに入団しました。同年シーズンは途中加入ながら、チーム2位の11本塁打を放ちます。2013年シーズンは、ケガなどが原因で成績不振に陥り、戦力外で放出されかけてしまいますが、野村謙二郎監督からの残留要請を受けて、再契約。翌2014年シーズンには、3月、4月の月間MVPに選出される好調な滑り出しを見せ、最終的には打率.260、37本塁打、104打点を記録し、自身初タイトルとなる本塁打王を獲得します。

その後も打撃でチームを牽引し、2016年シーズンから2018年シーズンにかけて、チームのセ・リーグ3連覇に貢献します。球団外国人選手最長となる在籍8年を果たし、チームに貢献する、頼れる助っ人外国人選手としてファンに親しまれました。

チームの主砲でありながら、ベースまでの全力疾走や、高い守備意識でチームに貢献するプレーが持ち味。また、チームメイトだった丸佳浩選手に「ほぼ日本人」と称されるほど、日本に適応しようとする姿勢を見せた選手でした。こうした姿勢こそが、助っ人外国人選手が長く活躍する秘訣なのかもしれません。


※情報は4月25日時点のものです。

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