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【打率.317/34本塁打/113打点】大杉勝男に続き、NPB史上2人目の偉業を成し遂げたスラッガー

  • 2024.5.4
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【問題】2004年シーズンにこの成績を残した選手は誰?

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プロ野球選手にとって、試合に出場し続けることは何より大切で、何より難しいこと。どんなにすぐれた選手でも、ケガや成績不振によって、出場が途絶えてしまうものです。

そんななか、世界記録となる1492試合連続全打席フル出場、13686連続イニング出場を果たした人物をご存知でしょうか?ベストナインに7度輝き、「鉄人」と称された選手です。

今回は、連続試合出場数の世界記録を持ち、トリプルスリーも達成した選手をテーマに、クイズを出題。

イラストの成績がどの選手のものなのか、ぜひ考えてみてください!

ヒント…

・1992年にプロ球団入り。

・1995年シーズンに、初めて規定打席数に到達しました。

・2005年シーズンにMVPを獲得。

・愛称は「鉄人」。

正解は…

金本知憲選手でした!

こちらは、2004年シーズンの成績です。

広島広陵高等学校から、東北福祉大学を経て、1992年にドラフト4位で指名され、広島東洋カープに入団しました。4年目の1994年シーズン後半からレギュラーに定着すると、翌1995年には、自身初の規定打席に到達し、ベストナインに輝きます。1996年シーズン、1997年シーズンに2年連続で打率3割を記録し、チーム不動の5番として活躍。

1998年シーズンは調子を落としたものの、このシーズン途中から2011年シーズン途中まで、連続試合出場を続けることとなります。1999年シーズンは復調し、本塁打と打点でキャリアハイの成績を残すと、2000年シーズンには、史上7人目となるトリプルスリーを達成しました。

2003年シーズンから阪神タイガースに活躍の場を移すと、2003年シーズン、2005年シーズンのリーグ制覇に貢献。2011年シーズン途中まで、連続フルイニング試合出場を続け、記録を1492試合まで伸ばしました。また、金本選手は40歳にして通算2000本安打を達成しました。

金本選手は、カープ時代に1179安打、阪神で1360安打を放っており、各2球団で1000安打以上達成は、長いプロ野球史の中で、大杉勝男に続き、歴代で2人目の偉業を達成しました。

キャリア通算成績は、2578試合、2539安打、476本塁打、打率.285。2005年シーズンには、骨折した次の試合で片手でヒットを放つ鉄人ぶりを披露しました。2018年に野球殿堂入り。球史に残る記録を打ち立てた名選手です。


※情報は4月25日時点のものです。

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