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【打率.286/106打点/39本塁打】カープとしては、衣笠祥雄以来12年振りとなる“打点王”を獲得した「天性のアーティスト」

  • 2024.5.3

【問題】1995年シーズンにこの成績を残した選手は誰?

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人々を魅了する本塁打。美しいアーチが描かれると、誰もが思わず息をのみ、時間が止まったかの様な感覚に陥ります。打球がスタンドへ吸い込まれたのを合図に、球場は熱狂に包み込まれます。

そんな滞空時間の長い、美しい放物線を描く本塁打を量産したことから、「天性のアーティスト」と称された名スラッガーがいます。

そこで今回は、「天性のアーティスト」と称えられた稀代のホームランバッターをテーマに、クイズを出題。

イラストの成績がどの選手のものなのか、ぜひ考えてみてください!

ヒント…

・1988年にプロ球団入りしました。

・2年目に一軍デビュー。

・1993年シーズンに本塁打王を獲得。

・1995年シーズンに本塁打王と打点王に輝きます。

正解は…

江藤智 選手でした!

こちらは、1995年シーズンの成績です。

関東高等学校から、1988年にドラフト5位で指名され、広島東洋カープに入団しました。2年目に一軍デビューを果たし、38試合で5本塁打を放ちました。1992年シーズンの後半から四番打者に定着します。

1993年シーズンは34本塁打を放ち、初の本塁打王に加え、ベストナインにも選ばれました。以降も毎年30本前後の本塁打を放ち、1995年シーズンには39本塁打を記録し、2度目の本塁打王を獲得し、カープとしては、1984年の衣笠祥雄選手以来12年振りとなる打点王も獲得しました。1996年シーズンも32本塁打を放ち、スラッガーとして頭角を表しました。

1999年シーズンオフにFA権を行使し、読売ジャイアンツに移籍。リーグ最多の勝利打点をマークするなど、強力打線の中で躍動し、2000年には、4点ビハインドの9回に、中日の守護神ギャラード選手から、江藤選手が9回に満塁本塁打、続く二岡選手がサヨナラ本塁打でチームのリーグ優勝を決めた試合は、今も多くのファンが強烈に覚えているシーンでしょう。2005年シーズンオフに西武ライオンズに移籍すると、チーム最年長の精神的支柱として活躍し、2008年シーズンの日本シリーズ制覇などの原動力となりました。

滞空時間の長い、美しい放物線を描く本塁打を打つことが多く、「天性のアーティスト」の異名を取った、名ホームランバッターです。


※情報は3月27日時点のものです。

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