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【防御率2.21/15勝/174奪三振】“史上最年少”と“球団初”の「投手三冠」を獲得した、88年世代屈指の好投手

  • 2024.4.29

【問題】2010年シーズンにこの成績を残した選手は誰?

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日本で類まれな功績を残した数多くの選手たちが海を渡り、MLBに挑戦してきましたが、全米一を決めるMLBワールドシリーズに出場できたのは、その中でも一握り。

そんなMLBワールドシリーズに、日本人投手として初めて2年連続で出場した投手がいるのをご存知でしょうか?

今回は、NPBで沢村賞を2度獲得し、MLBでもなお活躍を続ける名投手をテーマに、クイズを出題。

イラストの成績がどの投手のものなのか、ぜひ考えてみてください!

ヒント…

・2006年にプロ球団入りしました。

・2010年シーズンから6年連続で二桁勝利をマーク。

・2010年、2015年シーズンに沢村賞を受賞。

・2017年と2018年のシーズンに、MLBワールドシリーズに2年続けて登板。

正解は…

前田健太選手でした!

こちらは、2010年シーズンの成績です。

PL学園高等学校から、2006年にドラフト1位で指名され、広島東洋カープに入団しました。4年目の2010年シーズンには、15勝、防御率2.21、174奪三振を記録し、史上最年少、球団史上初の投手三冠を達成。沢村賞も受賞しました。2010年シーズンから6年連続で二桁勝利をマークし、2015年シーズンに再び沢村賞を受賞。2013年シーズンはWBCの日本代表としても活躍し、2勝1敗、防御率0.60の成績で、大会ベストナインに選出されました。

2016年にMLBのロサンゼルス・ドジャースに移籍。移籍初年度からリーグ5位の16勝を果たすと、MLBの新人ベストナインを選ぶ「オールルーキーチーム」に選出されました。2017年シーズンには、13勝を挙げ、チームの29年ぶりとなるリーグ優勝に貢献。ワールドシリーズにも出場します。2018年シーズンに、チームが2年連続でワールドシリーズに進出すると、日本人投手で初めて2年連続でワールドシリーズに登板しました。

2020年にミネソタ・ツインズに移籍すると、球団新記録となる8者連続奪三振を達成するなど、安定した活躍を見せ、サイ・ヤング賞の投票でもリーグ2位に。2021年シーズンには、メジャー移籍後初の開幕投手を務めますが、8月に肘を手術し、シーズン中の復帰は叶いませんでした。2023年シーズンにケガから復帰し、100イニング登板を達成。2024年シーズンからは、デトロイト・タイガースに活躍の場を移します。

高い制球力に定評があり、NPB時代の通算与四球率は1.90を誇ります。150キロ台のストレートと、変幻自在のスライダーで三振を量産する、伝説を作り続ける名ピッチャーです。


※情報は4月22日時点のものです。

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