1. トップ
  2. 【防御率2.87/16勝/178奪三振】工藤公康や清原和博から「プロ野球投手としては最高の存在」と評された無類のスタミナを誇る名投手

【防御率2.87/16勝/178奪三振】工藤公康や清原和博から「プロ野球投手としては最高の存在」と評された無類のスタミナを誇る名投手

  • 2024.4.18
  • 22467 views

【問題】1986年シーズンにこの成績を残した選手は誰?

undefined
TRILL作成

150キロを超えるような速球と組み合わせた時に、絶大な効果を発揮するのがフォークボールです。直球とほぼ同じモーション、軌道でありながら、打者の手元でストンと落ちるフォークボールは空振りを取りやすく、フォークボールを決め球にする投手は多くいます。

今回ご紹介する選手も、快速球とフォークボールを武器に、輝かしい成績を収めた名投手。プロ入り後すぐに才能を開花させ、3年目に最多勝のタイトルを獲得したレジェンドです。

イラストの成績がどの投手のものなのか、ぜひ考えてみてください!

ヒント…

・1983年にプロ球団入りしました。

・高卒1年目から一軍で勝利を挙げます。

・1986年シーズンに最多勝を獲得

・愛称は「ナベ」

正解は…

渡辺久信 選手でした!

こちらは、1986年シーズンの成績です。

前橋工業高等学校から、1983年にドラフト1位で西武ライオンズに入団しました。高卒1年目から一軍で勝利を挙げ、2年目の1985年は先発とリリーフを兼任し、8勝11セーブという好成績を収めます。

3年目の1986年シーズンに16勝をマークし、最多勝のタイトルを獲得。1988年シーズンは15勝、1990年シーズンは18勝で最多勝のタイトルに輝きます。その後もチームの中心選手として、西武ライオンズの黄金時代を支えました

1998年シーズンにヤクルトスワローズでプレーした後、台湾リーグで選手兼任コーチとしてプレー。最多勝、最優秀防御率などのタイトルを手にします。2001年までプレーして、現役を引退。引退後は解説者を経て、2004年シーズンからコーチとして西武ライオンズに復帰。2008年シーズンからは監督を務め、就任1年目からチームを日本一に導きました。

最速150キロ台前半の快速球を軸に、スライダー、カーブ、フォークを投げ分けました。同球団に在籍していた工藤公康選手や清原和博選手からは「プロ野球投手として最高の存在」と評されました。

1996年シーズンにはノーヒットノーランも達成した、球史に残る名投手です。


※情報は4月1日時点のものです。

の記事をもっとみる