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「ソフトバンクで今シーズンもっとも活躍すると思うバッター」ランキング!3位「柳田悠岐」、2位「山川穂高」を抑えた1位は?【プロ野球ファン171人に聞いた】

  • 2024.4.13
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写真:PIXTA

日本一に輝いた2020年シーズン以来、リーグ優勝から遠ざかっている福岡ソフトバンクホークスですが、それでも相変わらずの巨大戦力を誇っています。特に野手においては一芸に秀でた選手が多く、ミート、パワー、足、肩、守備とそれぞれの分野でスペシャリストが存在。大事な局面で勝利に貢献する活躍を見せています。

今シーズンからチームの指揮を執っているのはOBの小久保裕紀監督。現役時代はホームラン王や打点王に輝くなど球界を代表する打者でした。チームは開幕を前に大型野手の補強にも成功しており、新監督の下、今年も強力な打者がスタメンに名を連ねそうです。

今回、TRILLスポーツでは全国のプロ野球ファン171人に「今シーズン、ソフトバンクでもっとも活躍すると思うバッター」のアンケートを実施。上位3選手の結果を記事にまとめました。なお、“活躍”の定義は記録や数字だけではなく、回答者に委ねています。

【第3位】柳田悠岐(43票)

まず第3位に柳田悠岐選手が入りました。

2015年シーズンには「トリプルスリー」を達成。他の選手では見ることができない豪快なスイングを持ち味としており、「ギータ」の愛称でファンから親しまれています。

柳田選手の魅力は何と言ってもパワーあふれる打撃。188cm93kgの体格から全力でアッパースイングする姿は球界でも唯一無二です。スイングスピードが速すぎるため、時にはヘルメットが脱げてしまったり、体勢を崩したりすることもありますが、そのような状態でもボールをスタンドへ持っていくパワーとミート力は球界でも群を抜いています。

大きなストライドを活かして50メートル走のタイムは5秒55を誇るなど脚力も充分です。冒頭のとおり2015年には打率. 363、34本塁打、99打点、32盗塁と、打撃に走塁に超人ぶりを披露。球団史上初のトリプルスリー達成にくわえ、史上初となるトリプルスリーと首位打者の同時達成となりました。

現在、チームの野手としては最年長の35歳。年齢は重ねていますが、昨年は全試合に出場して最多安打を獲得するなど攻守に若々しいプレーが続いており、2度目のトリプルスリーもまだまだ狙える勢いです。

走攻守全てにおいて凄い選手だから。長打も打てるので昨年のような活躍をすると思う。(35歳・男性)
出塁率と長打率の両方が非常に高いバッターであり、彼の活躍がホークスの成績にかなり影響するほどなので、今年は再びトリプルスリーを達成するような活躍に期待したいです。(39歳・男性)
貴重なホームラン打者だから。ソフトバンクの選手は塁に出られる選手が多いので返すバッターがいれば常勝軍団に返り咲けるから。(28歳・男性)
思い切りの良いスイングをしてホームランを連発して欲しいです。(44歳・男性)

【第2位】山川穂高(48票)

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提供:産経新聞

山川穂高選手が2位にランクインしました。

球界を代表するスラッガーとして埼玉西武ライオンズで10年間プレー。昨シーズンオフにFA権を行使し、今季からは強打者揃いの福岡ソフトバンクホークスでプレーしています。

176cm103kgという体格や打席での佇まい、強靭な下半身を武器に右足重心を後ろに残しながら全体重をボールにぶつけるスイングは、埼玉西武ライオンズでチームメイトであった「おかわり君」こと中村剛也選手の打撃に近いものがあり、天性のホームランバッターであることを感じさせます。

現在まで通算219本塁打を記録。2018年に47本、2019年は43本、2年前の2022年は41本と、これまで40本以上のホームランを放った年に本塁打王を獲得しており、3度にわたるタイトル獲得はパリーグ歴代4位の記録です。

今年からプレーする福岡ソフトバンクホークスは左打者が多く、山川選手のような右の和製大砲はチームにとって貴重な戦力。開幕を前にしたオープン戦では4番打者としてホームランを放ち、早くも新チームで「どすこいポーズ」を披露しています。

西武から移籍してきて、ソフトバンクの打線にオープン戦からすでに脅威を大いにもたらしているから。(18歳・女性)
新天地で心機一転、ホームランを量産しその後のどすこいパフォーマンスが今年はたくさん見れると思う。(53歳・男性)
周りの声は気にせず思いっきりホームランを打つ姿を期待しています!(34歳・男性)
去年は出場機会はほとんどなかったのですが今までの山川選手の打撃成績を見ればホームラン王の可能性も十分あると思うので山川選手を選びました。(22歳・男性)

【第1位】近藤健介(50票)

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提供:産経新聞

僅差で近藤健介選手が1位を掴みました。

天才的な打撃センスを誇るアベレージヒッターで、昨年は長打力もアップして一皮むけた印象です。今年もチームには欠かせない主力選手です。

横浜高校時代のポジションは捕手。171cmと上背はありませんが、強肩とバットコントロールの上手さには定評があり、2011年にドラフト4位で北海道日本ハムファイターズに入団しました。入団から数年間は捕手としてプレーしますが、得意の打撃を活かすためにサードや外野を守る機会が徐々に増え始めます。

高いミート力に加え選球眼がとても優れている打者で、これまでに最高出塁率を3回獲得しています。2019年と2023年はリーグ最多となる100個以上の四球を選びました。打率3割、出塁率4割台を安定してマークし続け、2023年にFA権を行使して福岡ソフトバンクホークスに入団すると、移籍1年目はプレッシャーもある中、 プロ12年目で初の全試合出場を果たし、打率.303、26本塁打、87打点、出塁率は.431を記録を達成した上に、いきなり本塁打王と打点王の二冠を獲得します。

前年までのシーズン最多本塁打が11本(2021年)であることを踏まえると、長打力の向上は目を見張るものがあります。また、4度目となるベストナインに加え、ゴールデン・グラブ賞も初受賞し、30歳にしてキャリアハイのシーズンとなりました。

活躍しても驕らず、野球に真摯に取り組む姿が印象的な選手です。王球団会長も「上を目指してチャレンジする姿勢が素晴らしい」と絶賛しており、「背番号3」はさらなる高みを目指して移籍2年目のシーズンに挑んでいます。

侍ジャパンでも活躍した実績があり、バッターとしてはここぞという場面で出塁したり、得点に絡むことが多いと感じたから。(21歳・男性)
常に3割前後をキープできるアベレージヒッターだか、昨シーズンはヒットだけでなくホームランランキング2位と長打力も光っていた。 それでいて打率2位と首位打者まであと一歩の打率を残した。 ソフトバンクのクリーンナップはとても豪華だが、ヒットだけでなく長打も打てる程に進化した天才ヒットメーカーに特に注目したい。(19歳・女性)
勝負強い打者で安定した成績を残している選手です。ヒットやホームランだけでなく、しっかりボールをみて四球を選び出塁する所も注目しています。WBC日本代表にも選ばれた堅実な打者です。(45歳・男性)
バットコントロールや選球眼がずば抜けていて長打もあり毎年のように首位打者争いやタイトル争いを繰り広げ日本球界屈指の選手なので今年も大活躍してくれると思います。(34歳・男性)
出塁率がすごい上に一発も打てるというところがすごいです。昨年と同様以上の活躍で優勝に導いて欲しいです。(34歳・男性)

4位以下の選手とコメント

周東佑京(5票)

WBCで魅せた快足とシュアなバッティングを期待しています。(33歳・男性)

甲斐拓也(4票)

今までは守備面で注目されていたのですが、オープン戦では打撃面でも輝いていたので、総合力を期待しています。(34歳・女性)

砂川リチャード(4票)

今年は師匠である山川が入団。同じ右打者の長距離砲として自主トレでも師と仰いでる山川の期待に応える。二軍では素晴らしい実績を残しており精神面が課題だと言われているがただ一軍のピッチャーの速球にタイミングがあっていないだけ。山川が良い刺激になりいきなりホームランランキング上位にきても何らおかしくはない。(42歳・男性)

栗原陵矢(3票)

怪我からの復活を期すシーズンになりますが、明るいキャラも含めてチームを引っ張って欲しいです!(43歳・男性)

中村晃(3票)

高い守備率、どの打順でもこなせるマルチ能力は長いシーズンで活躍できると思ったからです。一発も狙えるバッターながらチームバッティングも期待しています。(29歳・男性)

結果はこちら

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TRILL作成
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TRILL作成

全体の8割を超える得票がトップ3の選手に集中。ハイレベルな選手が揃う福岡ソフトバンクホークスだけに、1位争いは大混戦となりました。長距離砲の2人を抑えて1位に輝いたのは近藤健介選手。

球界屈指のアベレージヒッターとして昨年のWBC日本代表にも選出されています。


調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
調査対象:全国の10代~70代
有効回答数:171

※2024年4月12日時点での情報です。記事内の画像はイメージです。

※敬称は「選手」で統一しています。

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