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「今シーズン最も活躍すると思うソフトバンクのピッチャー」ランキング!「和田毅」と並び、1位となった投手は?【プロ野球ファン110人に聞いた】

  • 2024.4.10
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写真:PIXTA

ファンの期待を全面に背負ってマウンドに登り、仁王立ちで他球団に所属する数々の強打者を三振に仕留める。パシフィック・リーグ屈指の人気と実力を誇る福岡ソフトバンクホークスは数多く球界を代表する名ピッチャーを生み出しました。

キューバから育成契約で来日し今やチームに欠かせない存在になった剛腕投手、小さなテイクバックからキレのあるボールを投げ込む大ベテラン、大きな体から最速155kmストレートに加えて多彩な変化球で強打者を抑え込む投手など、期待のピッチャーが数多く在籍しています。

今回はそんなソフトバンクのピッチャーに注目。全国のプロ野球ファン110人に「今シーズン最も活躍すると思うソフトバンクのピッチャーは?」というアンケートを実施、ランキングを作成しました。本記事ではその結果をご紹介します。

なお、「活躍」の定義は記録や数字、またそれ以外の数字に表れないプレーなど投票者に委ねていますので、投票理由も多岐にわたります。

一体、誰が「今シーズン最も活躍すると思うソフトバンクのピッチャー」に選出されるのか。投票結果を見てみましょう。

【第3位】L.モイネロ(17票)

第3位にランクインしたのは、小さな体を大きく使って最速158kmのストレートを投げ込むリバン・モイネロ投手です。

16歳からキューバのU-23国内リーグにてプレー。17歳からトップリーグでプレーするようになり、19歳にしてプレミア12のキューバ代表入り。2017年に開催された第3回WBCのキューバ代表としても選出され、期待の若手として注目を浴びました。同年5月に育成選手として福岡ソフトバンクホークスに入団。

2軍戦および3軍戦で結果を残して6月に支配下登録されると、1年目は4勝1セーブ15ホールドで日本シリーズにも登板をしてチームの日本一にも貢献。2年目は49試合、3年目は60試合、4年目は50試合に登板をしてチームの4連覇に大きく貢献しました。2022年には53試合に登板し自己最多の24セーブを挙げる活躍。2020年シーズンに38ホールドを挙げて最優秀中継ぎ投手を受賞しました。

2024年シーズンからは先発転向が発表されているため、1年間先発ローテーションを守る活躍に期待です。

昨シーズンよりももっと試合に出場し、サウスポーから放たれる豪速球を見せつけてほしい。(35歳・男性)
他球団のファンからすると活躍してほしくないですが、ホークスの投手で最も脅威を感じる投手がモイネロ投手です。先発、リリーフどちらの起用でも圧倒的な成績を残すと思います。(34歳・男性)
サウスポーのパワーピッチャーでかつ変化球もどれも空振りが取れるピッチャーだからです。昨季はソフトバンクの中継ぎが不安定だったので中継ぎの柱として頑張って欲しいです。(34歳・男性)
2024年から先発転向の可能性があるということで現在の先発ローテーションではなかなか厳しいと思うのでモイネロの先発転向でエース並の活躍をすると思います。(22歳・男性)

【同率1位】和田毅(31票)

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提供:産経新聞

第1位は同票で2人となりました。

まず1人目は、通算16年間に渡り福岡ソフトバンクホークスを支え続けている和田毅投手です。

島根県の強豪校である浜田高校に進学をして2年生からエースとして活躍。2年生の時に出場した第79回全国高等学校野球選手権大会ではヤクルトスワローズで活躍する石川雅規投手と投げ合いましたが、大熱戦の末敗れました。翌年の第80回全国高等学校野球選手権大会にも出場を果たして、チームをベスト8に導く活躍。高校卒業後は東京六大学野球の名門である早稲田大学に進学をして、通算476奪三振を記録。早稲田の「ドクターK」とも呼ばれて野球部史上初の4連覇にも貢献しました。

2002年ドラフト会議にて、自由獲得枠で福岡ダイエーホークス(当時)に入団。1年目から先発ローテーションの一角を担い、完封勝利2回を含む14勝。2年目は10勝、3年目は12勝、4年目は14勝、5年目は12勝と新人時代から5年連続で2桁勝利を挙げました。NPB在籍16年で158勝を記録していて、5年連続を含む8年間で2桁勝利を挙げている大ベテランです。特に2020年シーズンの17勝、シカゴ・カブスから戻ってきた2016年には15勝とチームを長きに渡って支え続けてきました。国内ではソフトバンク一筋で、新人王、最多勝2回、最高勝率1回、最優秀選手1回など、数々の賞を受賞しています。

43歳となった2024年シーズンもファンからの期待は大きく、2016年ぶりの2桁勝利に期待です。

抜群の安定感が最大の理由。故障がなければチームトップクラスの成績は残せると感じる。(24歳・男性)
40を超え進化する和田選手は昨年も最高球速を更新するなど、まだ第一線級の投手です。人的補償の噂をありましたが、その投球で実力を見せつけて和田ここにありと示してほしいです。(39歳・男性)
43歳として、もちろん勝利にも貢献してもらえそうだし、若手の成長にも一役買ってくれそうだから。(26歳・男性)
これまでの経験を活かし、投球術で勝ち星を上げていくのではないでしょうか。(56歳・男性)
大ベテランになりましたが、チームの勝ち頭として投手陣を引っ張っていってほしいです。(33歳・男性)

【同率1位】有原航平(31票)

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提供:産経新聞

同じく1位にランクインしたのは、北海道日本ハムファイターズから移籍し、2023年シーズンから活躍する有原航平投手です。

広島県の名門校である広陵高校に進学して2年生の秋からエースとして活躍。第82回選抜高等学校野球大会に出場をして、チームをベスト4に導きました。第92回全国高等学校野球選手権大会にも出場を果たして、好投を見せるも初戦で敗退。高校卒業後は東京六大学野球の名門校である早稲田大学に進学し大学通算で19勝、201奪三振、防御率2.72とチームの勝利に貢献しました。

2014年のドラフト会議にて4球団競合の末、北海道日本ハムファイターズが交渉権を獲得し入団すると1年目から完封勝利を含む8勝を挙げて新人王を受賞。2年目となる2016年シーズンには自身初の2桁勝利である11勝を挙げて、チームのリーグ優勝と日本一に貢献しました。2019年シーズンには自己最多の15勝を挙げて自身初の最多勝利のタイトルを獲得しました。

2022年シーズンのオフにはMLBのテキサス・レンジャーズからFAとなり、福岡ソフトバンクホークスに入団、NPBに復帰すると2023年シーズンには早速チーム最多の10勝をマークしました。

2024年シーズンは2年連続となる2桁勝利を目指すとともに、2020年以来となる優勝請負人としての活躍を期待です。

昨シーズンはチームトップの勝利数をあげるなど、メジャー帰りの実力は疑いようがないです。今年は先発としてフル回転して、ホークスのエースとして認められるような活躍に期待したいです。(39歳・男性)
昨シーズンは2桁勝利をしていますし、安定感のあるピッチャーなので今年も有原投手中心にローテーションが回っていくと思います。(40歳・男性)
昨年はメジャー帰りでチームの勝ち頭になりましたが、実力を考えると環境にも慣れた今年は15勝を目指してもらいたいところです。(38歳・女性)
安定したピッチングができるし、打線がかみ合えば最多勝も狙えるし、エースとしての活躍を期待したいです。(33歳・男性)
昨シーズンはチーム唯一の2桁勝利(10勝)をあげていて、今シーズンもチームのエースとして勝利に貢献、先発として試合を作る働きをしてくれると考えているため。(58歳・男性)

4位以下の選手とコメント

ロベルト・オスナ(6票)

早いストレートで最多セーブのタイトルを取って活躍出来ると思うから。(34歳・男性)

東浜巨(5票)

東浜投手の最大の武器は、抜群の制球力です。被打率も低く、打者にほとんど打たせていません。(38歳・男性)

カーター・スチュワート・ジュニア(3票)

潜在能力が高く、2023年から活躍する兆しが見えてきたので、そろそろとんでもない成績を残しそう。(31歳・男性)

結果はこちら

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TRILL作成
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TRILL作成

アンケートの結果はこちらです。長きに渡り福岡ソフトバンクホークスを支え続けている和田毅投手と2023年に10勝をマークした有原航平投手が同率1位に輝きました。2024年シーズンからは先発として活躍が期待されるリバン・モイネロ投手が第3位にランクイン。しなやかなフォームから威力のあるストレートとキレのある変化球を武器に強打者を抑える東浜巨投手が第5位にランクインしました。


調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
調査対象:全国の10代~70代
有効回答数:110

※記載している回答は原文ママ

※2024年4月8日時点での情報です。記事内の画像はイメージです。

※敬称は「投手」で統一しています。

アンケート集計:TRILLスポーツ

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